はひふへほ

ゲーム,雑記,美味い飯.時々アイマス.

シンデレラガールズ5thライブ福岡公演の感想.観る方も観られる方もダメージを貰う好いとぉよ選手権,そして地方公演がくれた夕映えプレゼント

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はいこんばんは.いつも通り福岡公演の記事を書いていきます.本当に当日参加された皆様お疲れ様でした.あと,莉嘉Pなので,ほんと,お誕生日お祝いしてくれた皆様ありがとうございました.尊さにあふれていて本当にちょっと泣いてしまった.

 

莉嘉P視点でごりっごり書いた福岡公演のエモい話はこちらも書いているので興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

 

それにしても福岡公演やばくなかったですか???個人的には大阪公演に匹敵するえげつなさだと思いました.MCもセトリもぶっ刺さる展開が多すぎなんだよ.とりあえずいつも通りセトリ順に,これまで取り上げていない面々を重視しつつ個人の裁量で書いていきます.

 

 

恋色エナジー

私は4thSSAを現地で見ていた人間なのですが,あの時点で「歌うますぎやん……ほんとにライブ初参加かよ……」と凄すぎてちょっと引いていたので,5thになって大暴れているしのしーを見て驚きました.あの頃ガチガチだったという部分まで観られていなかったので(席的にモニターもそんなに見られなかった),その部分がどれぐらい良くなったのか全然わからないんですけど,相変わらず芯のある歌声でラスサビ前のあたりとか大好きでした.可愛いだけじゃなくて強さを感じる歌声なんですよね.ホント好き.そしてそれなのに身長ちっちゃくて超かわいいのが良い……もうなんかズルいよね.後からも取り上げますけど,Nothing but Youでセンターで一番背が小さいにも関わらず一番存在感があってやっばいと思っていました.やっぱりあれが中野有香なんだなぁと.

 

lilac time

相葉ちゃんが久しぶりのライブ出演ということもあってワクワクしていたんですが,いろいろ裏話(家族に何時帰ってくるんだと言われていたところに相葉ちゃんの役をもらって,その役で凱旋して故郷で歌ったとか)を知ってからだいぶグッとくる曲になってしまいました.SUPERLOVE☆も泣き曲になってしまったので本当に5thライブの罪は大きい.

サイリウムの赤・緑の色合わせも4thのころからあっただけあって結構普及しているようで,たくさんの人が色合わせていました.観ていてすごく綺麗で,お花畑を作ろうという夕美Pの気概を感じました.私も微力ながら色変えていました.

あと,じゅりーさんが頭に花かんむりをつけていたのがパッションなのにキュートで可愛かったですね.いいなぁ,うちに来てくんないかなぁ(もうわけわからんけど褒めてるつもりです).今回演者さんの頭が積極的にいじられていて本当に良いですよね.今後も積極的にいじっていていただきたいです.

 

Nothing but You

初めて出逢った あの時から 君だけ見てる

もう,最初のこの時点からかっこよすぎるんだよ.圧倒的クール.なんでこんなにかっこいいかなぁほんと.背景のスクリーンの舞台演出もデレステのMVの再現度がかなり高いっていうかほぼまんまで鳥肌ものでした.歌っているメンバー自体も,ライブの度に伝説を残しているまつえりさんがいるし,代打として私の大好きな飯田氏と青木志貴さんの両名が参加しているのでし,何をどうしたってかっこよくなるのが目に見えているというかかっこよくなるに決まってんじゃないですか…….超クールでしたよほんと(語彙力が無い)

あと,みくにゃんが猫耳を外していたのを見た瞬間にPたちが察したようにペンライトを青くしていくのもかなり印象的でした.みんなわかっててやってるんやな…….さすがという感じ.

 

(桜の頃からの)祈りの花

よしのんソロ曲初披露ということもあったんですが,それを桜の頃から2曲連続でやるとは思いませんでした.いくらスローテンポの曲とは言え続けてやるのは辛いんじゃないかと思ったんですがそんなことを一切感じさせない内容でした.

この曲はとにかく振り付けがすごく印象的で,枝を使いながら踊るというよりは舞うという動詞を使うほうが適切な振りだったんですが,おしとやかな雰囲気で,間奏のあたりの回る部分とか本当に着物をきているかのように静かながら激しい動き(矛盾しているようだけどこれが本当に両立してるからすごいんだよ)をしていて,初披露でこれかよと.今後も更に化けていきそうで怖い…….

 

おかしな国のおかし屋さん(というか“王子”とMCについて)

大坪社長凄い.もうほんとなんど見ても安心感がありますよね.相変わらずレモンタルトのところがもう完全に食事シーンなんだよなぁ!と思って笑っていたら,初日のあのシーンでやりやがったんだよ……

 

 

また私の中の女性ホルモン分泌量が狂う瞬間でしたほんと.(詳しくは5th静岡の記事参照)やめろ…….マイクトラブルがあったものの,そこに存在するのは明らかに厨ニのの王子様……というか中の人が中の人だけにはまり役すぎる……最高……死んだ…….好き.

というかこのシーンの大坪社長,マイク聞こえなくてもさらっとリカバリするし,曲中の「(ガラスの靴が)なんとピッタリ!」でふたりとも客席に向かって腕を突き出す厨二ポーズで決め顔しているし,その後のMCでさり気なくマイクトラブルで聞こえなかった台詞をもう一回志貴さんに言わせるし,この取り回し力には感嘆しました.大坪社長については後から言及するつもりですが,公演中トークが終始うまいのなほんと……さすがすぎる.

 

と思っていたら二日目にうえだしゃん役のなぁちゃんがバリッバリの北九州弁(?)の明太子の国の王子と参加してきて波乱の展開に.ここでも大坪社長が「靴をはいてみてよ(ここも訛っているのでなんとなくでしかわからない)」にたいして「よ,よかばい」と訛ってかえすあたりも完璧でした.ほんとMC中も曲中も喋るだけで笑い取れるからすごい…….対してなぁちゃんもよくそんなスルスル訛った言葉が出てくるなぁと.MCで本人は出身地が違うとの言及があったので全部自分で覚えていたんだと思います.素直に凄いなぁと思う反面,今時の声優ってここまで求められるのかなとちょっと怖くなった一瞬でもありました.

 

そして,二日目の明太子の王子の後の,アレな.アレ.

 

 

このツイートの1枚目の写真の十倍ぐらい嫉妬に燃えた表情でステージ脇から青木志貴(というか表情的には魔王の方が正しい)降臨.モニタに爪を噛む顔の魔王が映った時に会場がドッと湧いていて一門感がすごかったです.そこからの「姫,そこにいるのは?」と完全に嫉妬に狂う表情.「僕達の関係は一夜限りだったのかい?」とたたみをかけるような言い様.この厨ニの國の王子,ノリノリである

これに対して姫こと大坪社長が「いや,これはその,そっちはなんかパラレルワールド的な別の世界線の世界っていうか(早口で内容がぼんやりとして覚えられない程度に焦っている口調)」で返していてこれまた大受け.やっぱり社長のトーク対応力最高…….もう安心してずっと見ていられる.

 

で,これで終わると思うじゃないですか.前のツイートでもちらっと書いているとおり,こっから濃密なしきあすが生成されたんですよ…….

 

 

覚えている限りだと.

 

青木「いいもん,僕にはおくすりの国の姫がいるんだもーん!」

ことみん「え〜誰のこと〜?(ここ完全にしきにゃん)」

青「お前だろー!(迫真(ここ完全に痴話喧嘩テンション))」

こ「でも浮気してるじゃ~ん」

青「ぐ……(ほんとうにぐぬぬって顔してちょっと後ずさっていた),あれは気の所為だよ」

こ「じゃあ許してあげるー(ここでぎゅってした)」

 

はぁ…….なんなのかなぁこれ.さすがに裏でなんかそういう展開誰かが書いてるんじゃないの?だよね?いや,だとしてもいい.もうなんでもいい.こういうのどんどん下さい.最高でしょこれ.死んじゃうでしょ.ほんと.死んじゃう.現地でモニター越しで見ていただけだけど死んじゃう.というかこの時の会場中のざわ付き具合が凄かった.ひゅーひゅーってほんとあういう場の歓声を再現するのに最適な擬音だと思う.ひゅーひゅー.最高です.映像化待ってます.早くしてくれ.

 

オルゴールの小箱

 

今回の属性曲の中でもぶっちぎりで良かったのがオルゴールの小箱.すごい.メンバー全員の歌唱力での殴り合いが凄い.静かな曲だけど一切引くことなくみんな思いっきり歌っていてすんごい.曲最初から一人一人歌っていくんだけど歌うメンバーが変わる度にすげぇってなっていた.何かわからないと思うけど,なんつーか一切衰えがないまま加速し続ける印象.とにかく強くなり続けるんだよ.だいたいメンバーが飛鳥,奏,亜季,加蓮,そして奈緒って,もうメンバー見ただけで強いのがよく分かるよね.歌だけで見るなら,下手したら福岡公演トップかもしれないぐらいにすごかった.円盤早く下さい.

 

 

Flozen Tears

とうとう加蓮がツアーに出る!ということで名刺交換時点でも加蓮Pがめちゃくちゃたくさんいた今回の福岡公演.両日ともに現地で見ていましたけど,ほんと加蓮は怖い子だよ…….というのも.

1日目ではサビで「まだね〜音符 …(ここで急に歌わないで少し間を置いて) 内緒」,2日目サビの終わりで「あなたに逢えたからだよ … (また少し間を置いて) ありがとう」って歌中に台詞を入れていきました.

ほんとなぁ,こんなん加蓮P泣いちゃうだろ!フチガミマイダヨーなんて言ってMC中では加蓮の親戚の(あるいはただの近所の)お姉さんとか自称していたのに歌いだしたら完全に加蓮だからほんとなんつーか最高なんだけど,もうここまでくると一周回って厄介に首突っ込み始めているぐらいで,怖いなぁ加蓮は.そういうとこ大好きだけど目のあたりにすると怖いぐらいだよ.今回はTulip歌ってないけど,これぞまさしく生まれつきの小悪魔って気持ちになったよ.いや,加蓮だから若干生まれつきのっていうのはおかしいけど,これは間違いなく小悪魔.ほんと,怖いぐらい可愛いかった.

 

Memories

初日のイントロが流れ出した瞬間のあの会場のざわめき具合は間違いなく福岡公演で一番でした.MC中でドッカンドッカン受けていたけどこちらのほうが上.それぐらいにみんな驚いていたんですよ.名刺交換時点では「Coの誰かが入った(あるいは3rdみたいに入らない)トラパルかなぁ」と予想する人が結構いたんですけど,もっと単純に「トラプリのCo二人しかいないならそういう曲あったよね」って感じでサラッと入ってきたMemoriesですよ.この演出は本当に天才としか言いようがない.

でも実はイントロ時点ではまだまいまいしかステージ上には居なかったんですよね(初日はだいぶ席が良かったのでそのへんまで見えた).それで,イントロが流れ出してからステージ下のポップアップから出てくるまつえりさんで,モニターのテロップでなおかれのMemoriesだって分かってから更に叫び出す会場.何回も言うけど本当に想像外だったんだよ.そりゃ騒ぐし叫ぶわ.

そして振り付けが完全にアニメのラブライカのライブシーンまんまで,あの両腕を伸ばして回る感じとか,二人で見つめ合うところとか,ほんと完璧でめちゃくちゃにかっこいい.左右対称の振りももちろん良かったんだけど,個人的に演出で一番良かったのが(言葉にしづらいんだけど)あの「デーデン(歌いだす直前のところ)」でステージ脇からの照明の影が会場の壁に映るシーン.イメージとしては,ステージ左にある照明がまいまいにあたって(まつえりはこれが真逆),それが会場の左側に影で大きくうつるのよ.これがむちゃくちゃかっこいい.髪がなびいている感じも影になっていてこれ考えた演出家はやっぱり天才かと.ステージ演出の副産物だとしてもすごく良かった.

 

そして問題のあれなんですけども…….

 

Neo Beautiful Pain

 

(さっきも書いた気がする表現だけど)ライブの度に伝説を作っている,あの,まつえりさんが,この曲を歌うのが分かった(具体的にはYoutubeで試聴がはじまった)時点で,あぁこれはライブで絶対に化ける曲だと確信していました.で,当たり前のように化けた.舞台上の演出(ミラーボールをガンガン使った光の点滅,舞台中央モニタに映る幾何学図形,曲のテンポに合わせた照明の切り替わり)ももちろん良かったんだけど,やっぱりまつえりさんがすごかった.怖いぐらいにステージを支配していた.

もちろん歌唱力も凄いんだけど,今回は振りがやっばい.MCで「Memoriesに負けないようにホテムンぐらいまで振りを足した」というエピソードをさらっと披露するぐらい,まぁ,とにかくダンスが激しい.振付師さんいわく「まつえりさんは声で表現する方だから息切らさないように下半身の動きを少なくしましょう」っていって振り付けしたらしく,おっしゃる通り確かにステップはかなり少なめに見えたんだけど,問題はその分腕がグルングルン動きまくっていて,なんつーか,どうすんだこれはってぐらいに凄いんだよ.倍速再生でも見ているんじゃないかってぐらい動く動く.シンデレラのダンスのキレで言うとトップクラスなのはあしゃかしゃんだと私は思っているんだけど,今回のライブで速さというか,動きのダイナミックさではまつえりさんがトップだと確信しました.

そしてまつえりさんのライブと言ったら「煽り」.今回も「福岡〜まだまだ行けるよな〜(文字にすると全く気迫がないが,想像の50倍ぐらいをイメージしてほしい)」で会場のボルテージが大変なことになっていた.そして今回は声だけじゃなくて動きでも煽っていた.というかまつえりさん,飛んだ.

 

 

凄いんだよ,ラスサビ前でちょっと後ろ下がって前に向かって飛びながら,右腕で前の物を掴み取るかのような力強い動き,そして着地と同時に右腕を右側に思いっきり伸ばす.ハチャメチャに格好が良い.なんなんだこれは.MCでこの動きについて「ゲネでやって怒られなかったからやりました」っていうことはこれも勝手に足したんですか!強すぎませんか!もう戦闘力どこまであげるつもりなんだまつえりさん!最高.

 

生存本能ヴァルキュリア

アインフェリアのPa二人が揃っていたので来るとは思っていたけど,そこにうえだしゃん,飛鳥,亜季が揃ってもう絶対に生き残るだろという面々.そして何より私の大好きな飛鳥がセンターで歌っていたのが最高だった.振りのどれもが元のメンバーじゃなくとも飛鳥とのマッチング率が高すぎるんだよ.担当もしているから完全に妄想レベルというか頭おかしい人視点ですけど,どのフレームでも飛鳥でよさみに溢れていた…….あとラスサビの「生き残れ」が飛鳥なんだよ…….あれは紛れもなく飛鳥なんだよ……!やっぱり青木志貴役二宮飛鳥ってぐらいシンクロ率が高くってほんと鳥肌が止まらなかった.これだよこれ.これ.

 

 

あとやっぱりねこさん&じゅりーさんの「暇じゃないの私」がかっこよすぎた.ソロ曲をふたりとも効いた後にこれだからギャップも相まって最強に見えた.やっぱり絶対生き残るだろこのメンバー.

 

Tulip

奏さんとしきにゃんがいる時点で来るかもなぁと思っていたけどセンターが大坪社長でそこに響子ちゃんと,そして担当の莉嘉が美嘉姉のポジションで入っていてもう素晴らしいの一言に尽きた.ごめんなさい,ステージ左側の結構近い位置で見ていた私は担当のことをひたすらガン見していたのでここでは莉嘉のことしか書けません.

っていうかさ,

 

 

歌詞の歌い分けがまたなぁ,よりによってDOKIDOKIをあげるだったりするのがもう,分かっててやってんなこいつ感満載で安定と信頼のライブスタッフ.そしてもちろんライブスタッフだけじゃなくて歌っている山本希望さんも一挙手一投足が莉嘉なんで最高.あの口に指持ってくる振り付けは12歳がやるには刺激的すぎてあー駄目駄目.死んじゃう.

そして前回幕張で千枝ちゃんが歌ってだいぶざわついた「生まれつきの小悪魔」を今回は響子ちゃんが歌っているのがまた趣深い.怖い.お料理上手の生まれつきの小悪魔怖い.

 

好いとぉよ選手権について

やっぱりこれについて言及しないといけないっていうか,正直今回のMCは王子ネタとここ以外ほとんど覚えていないぐらいにこの2つが面白すぎた.今回のMC企画では,方言でカメラ(LV用らしい)に向かって「好いとぉよ(好きですの意)」をキャラで言う「好いとぉよ選手権」が開催されました.が,もう,今回はなんか収集つかないぐらい凄いことになっていた.だれかが言う度に会場がざわつくざわつく.そして司会進行役の大坪社長(と初日はなつねぇ,二日目はまつえりさん)の的確な解説が面白い.なつねぇの「これは◯◯な好いとぉよですね」が完全にスポーツ実況のそれでゲラゲラ笑っていたのを覚えています.っていうか見ている側のメンバーはだいたいどの人にも優勝って言ってたような.

 

www.famitsu.com

 

 

 

詳細はファミ通や上記したツイートがめちゃくちゃ詳しく書いてくれているのでこちらを参照していただければ.兎角可愛い.みんな可愛い.初日の面々の好いとぉよをみて勝訴したり出血したりしている反面,やっている方も汗かいたり照れ笑いしたりしていて(特にじゅりさんが恥ずかしがって顔隠して後ろむいたのとか超絶キュートだった),もうなんか観る方のプロデューサーも観られる方の演者のみなさんもダメージを負いまくりだった.そんな中初日観る側だったのじょさんが「そういうのもっとちょうだい!」って言ってなつねぇに「おいパッションうるさいぞ」って窘められているのみて爆笑したり,もう終始笑いつつ,それでいて尊さによるダメージを負うみたいな感じでした.

 

で,まぁ,やっぱり担当の二人(莉嘉,飛鳥)の流れが印象的だったのでちょっと書いておくんですけど.

まず莉嘉ちゃん,そもそも自分の番が来る前,好いとぉよ選手権の説明しているところで「このLVのカメラに向かってパフォーマンスをしていただきます」のところで自分がカメラ(とモニタ)に抜かれているのを良いことにポーズと取りまくっていてこれが超絶キュートだった.可愛い.今思い出しただけでもドキドキできる.可愛い.さっさと映像化早くして下さい.ほんとマジで.

そして肝心の好いとぉよ本編ですが,まさかの飛び道具(大坪氏命名)として速水奏をナレーターに使うという暴挙に出ていて会場中爆笑.しょっぱな本人(のじょさん)が喋りださずに飯田氏が「有る夏の日,莉嘉はプロデューサーとカブトムシを取りに行ったのだった……」とか言い出して会場じゅう笑う笑う.そっから寸劇に入ってステージ脇に仕込んでおいた(本人はフラスタから取ってきたと言っていたがどうやら楽屋花あしい.どっちにしろPから送られたものを使ってくれて圧倒的感謝……!うれしい……!)カブトムシのぬいぐるみを持ち出してカブトムシがいた〜って超嬉しそう(当然超かわいい).からの,Pくん,好いとぉよ.で無事死亡という感じ.まぁ,だいたい何やってたって可愛いんだからこんなことしたら終わりだよね.終わり.さようなら世界.来世であいましょうという気持ちになる尊さでした.

 

で飛鳥.こっちは志貴さんがTwitterに既に上げてくれていたのでそちらを載っけます.わかるかこの破壊力が.

 

 

この後にステージ上で綺麗にorzして爆笑. この時の「ドタンっ」って音が本当にガチで,ステージ上から一瞬で消えて大丈夫かと思ったぐらいで,その後ステージを手でバンバンしていたように見えて尚更爆笑という感じでした.このときに肩にカブトムシを乗っけて遊び出すのじょさんマジ城ヶ崎莉嘉.この流れ本当に最高でした.円盤早く下さい.

 

これ以外にもいろいろあったというか,二日目のうえだしゃんのばり好いとぉよの流れとかえげつなさ過ぎて(そのときのなぁちゃんの照れ笑顔も最高だったから本当にえげつない),ともともが好いとぉよって言った後に崩れ落ちてその周りをぐるぐる演者たちがぐるぐる回っていたりして,もう終始めちゃくちゃに面白かったのは覚えているんだけど記憶が曖昧すぎてファミ通の記事レベル以上の内容が書ける気がしないのでとりあえず割愛です.はやく記憶を取り戻したいので円盤を発売して下さい.

 

あと,今回は知人のお陰で前から10列目とかいう神席で初日を見ることができたんですけど,その結果こういう尊い場面を目撃することができたので積極的に共有していきたい.

 

 

アンコールおねしんをあの距離で見るとこういう絡みを観ることができるのか……っていってあまりの尊さで砂になって消えました.なんやこの二人付き合ってるんか?付き合ってるんかほんま.いいよそういうの,どんどん頂戴!(のじょさん風味)

 

センターの大坪社長について

MCに関する記憶がだいぶ曖昧なので書くか迷ったんですけど,でも今回の公演を語るにあたってこれを書かないわけにはいかないとおもったので.観てた人ならわかると思うんですよ.大坪社長,本当にすごかったのよ.

今回のセンター予想,大体の人はなつねぇ,のじょさん,大坪社長だったので,大坪社長がセンターだったのは順当といえば順当だったんですが,実際センターにいるときのこの「なるべくしてセンターになった感」がすっごかった.ちょっと先述したと思うんですけど,トークを回す能力といい,トラブルを流す能力といい,場の作り方がとてもうまいのはあのステージをみていた誰もが分かったことだと思います.間違いなく今回の公演は大坪さんが軸になって回っていたと思います.

ちょっと話逸れますけど,宮城公演の記事ではれいちゃまが座長(あの時はセンターって言うより何故か座長って言ってたんだよね)だったのもあってその辺の話を結構たくさん書いたんですけど,あの時は演者側かられいちゃまがいろんなことして座長やってくれたんだよって話がたくさん出ていたんですよね.それでその役割の大きさを物凄く実感できて,それでまぁちょっと会場で泣いちゃったりしたわけです.

でも今回は演者側からそういう話ってわりと出てこなかったんですよね,でも,だからと言ってセンターだと知覚できなかったわけではなくて,大坪さんが場を回しているのを観るだけでこれは間違いなくセンターやってるなってわかったんですよ.だから,センターって立ち位置は一緒でも,そこで立ってやることは人によってぜんぜん違うんだろうなと思って.

もう一回言いますけど,あの公演見ていた人は間違いなく大坪さんがセンターだって分かっていると思うし,それはあの立ち振舞だけで分かるほどにすごかったんですよ.語彙力が無いからなんとも言いづらいんですけど,なんか,すごいなぁと.こんなこと常人にはなかなかできないことだと思いますよ.形は違えどやはりセンターはセンターなんですよね.

 

終わりに

 

今回のライブの最後に印象的だったのは二日目最後の閉場してからのシーン.

福岡公演二日目は開場14:30,開演15:30と結構早い時間からのスタートだったんですけど,その時間と緯度,季節,そしてもちろん天気も相まってライブ後にこんなにきれいな夕焼けを観ることができました(私も現地で見てました).まさしく夕映えプレゼント.こんな景色が見れたのも地方公演というものがあったからだと思います.

デレマスのライブとしてはこれで地方公演は一区切りという形になりますが,地方だからこそ見られたり聞けたりした話はたくさんありましたし,凱旋公演になったメンバーの方もたくさんいらっしゃいましたし,そして何より地方だからこそ見られたプロデューサーの方がすごくたくさんいらっしゃったんですよね.少なくとも私が見ている限りでは,当然ながら近くに住んでいる方がたくさんいらっしゃっていて.特に今回のライブの名刺交換で「現地でのライブ参戦初めてなんですよ」ってかたが結構たくさんいらっしゃったんですよ.そういった方が足を運びやすくしたのも,やはり地方公演の大きなメリットなんだと思います.

今後こういう地方公演をやってくれるかは分かりませんが,シンデレラガールズ自体メンバーもどんどん増え続けていくでしょうし,活躍の場を増やしていくためにも,ぜひとも地方公演を続けていってほしいなと思いました.参加する側視点なので大した参考にもならないしょうが,少なくとも私から見たら,その価値はあったように思います.

 

 

 

 

 

 さて,次はSSAです.ツアーのファイナルですよファイナル.ヤバイでしょ.もうこの時点で鳥肌もんです.首都圏のLVすら陥落するほどの公演,伝説にならないわけがありません.なんとしても目撃せねば.またなんかしょうもないこと書くと思いますが,その際はぜひお付き合いください.また,初日は現地にて,二日目は大宮のLVにて観るつもりです.参加される方,名刺交換してくださる方,遭遇したらどうぞお手柔らかにお願いします.それでは〜.

 

 

 

追記:ツアー本当にお疲れ様でした.5thの各公演の感想記事は以下から飛ぶことができますので,興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

デレ5th福岡公演と城ヶ崎莉嘉さん(と山本希望さん)のエモい話

 

はい.シンデレラガールズ5thライブ福岡公演の話を書きます.私は莉嘉Pなので,この記事では城ヶ崎莉嘉さんとその声を演じてらっしゃる山本希望さんの話だけ書きます.今日は本当に気持ちが悪いことしか書きません.それ以外書けません.覚悟しとけ.他の話は今週中に別記事で書きます.

 

追記:福岡公演全体の記事も書きました → シンデレラガールズ5thライブ福岡公演の感想.観る方も観られる方もダメージを貰う好いとぉよ選手権,そして地方公演がくれた夕映えプレゼント - はひふへほ

 

 

ご存知の方も多いかと思いますが,今日(07/30(書き出し当時の時間です))は城ヶ崎莉嘉さんのお誕生日です(本当におめでとう!).そんな日に開催されるライブに莉嘉の声をあてている山本希望さんが出演されるとあって,私を含め城ヶ崎莉嘉担当プロデューサーたちはだいぶ前からずっとそわそわしていました.フラスタを贈ろうとか,フルグラTシャツつくろうとか,メッセージアルバムを贈ろうとか,ツイッター上ではかなりの人達が動いていて,どうにかして自分の担当の誕生日を,そしてその日に開催されるライブを盛り上げようとしていたわけです(私も一部のフラスタとフルグラTシャツに参加していました).

 

だからね,今日は,本当に本当に,いろんなことで感動してしまって.

 

そもそもの話として,福岡公演の初日でも,山本希望さんが「明日は莉嘉のお誕生日なので,莉嘉に何をしてあげられるか試される日でもある」なんておっしゃっていて,お膳立ては前日の時点で完璧だったんです.普通に考えてゲームのキャラクターの誕生日を覚えている人ってのは相当少ないはずですし,それを事前にみんなの前で言ってくれた山本さんには本当に感謝しか無いですし,というか演じてるキャラの誕生日を把握してくれているだけでも本当にありがとうございますです.

 

それで,今日になって,私はいつもどおり自作の名刺を配っていたんですけど,もう,この時点でいろんなことがぜんぜん違うんですよね.昨日は「福岡でツアー初出演ですからね〜楽しみですよね〜」とか「センター誰になるか楽しみですね〜」みたいな,いつもの感じのやりとりが多かったんですけど,今日は名刺交換相手から「お誕生日おめでとうございます!」って次々に言われるんですよ.色んな人から「今日はみんなで盛り上げないと駄目ですよね」とか,「担当の誕生日のライブ最高じゃないですか!楽しんでって下さい!」とか言われるんです.普段の名刺交換でもって暖かい気持ちになることはあったんですけど,今回はこの暖かさを感じる場面がたくさんあって.もちろんこれ書いている私の誕生日じゃないんですけど,でももちろん私にとってとてもうれしいことで.自分が好きなアイドルを祝ってくれる人がこんなにたくさんいてくれるんだっていうのを肌で感じられたのは今回のライブで物凄く印象的でした.

  

開場する前に並んでいた人たちとも結構しょうもない話振っちゃったりしたんですけど(たまたま今日お誕生日だった方もいらっしゃいました.おめでとうございます),笑ってくれてすごく楽しくって.やっぱりそこでも莉嘉ちゃんの誕生日の話題が出て.そんな感じで開演前までずっとこう,暖かい気持ちになっていたんです.

 

それで,ここからは開演してからの話なんですけど.

 

まず,一曲目のYPTが終わってからMCで莉嘉ちゃんの誕生日についていきなり言及がありました.さすがにソロ曲終わってからだと思っていたので,ここで既に予想を裏切られております.センター大坪さんの掛け声に合わせて会場全体で「おめでとー☆」ってみんなが言ったんですよ(もちろん“ピカピカ”も一緒にガンガン振る).すごくないですか?会場にいる8000近くの人達が自分の担当のお誕生日をお祝いしているんですよ.もう,感動しちゃってね…….そしたら山本さんもうるっと来てらっしゃって(本人曰く豚骨らしい).アンコールMCでは「笑顔で泣くということは山本にとってもそうあることではない」とおっしゃっていましたけど,こちらもそんな感じでした.ほんと,すっごい嬉しくて多分私は笑っていたし,そしてちょっと泣いていたと思います.

 

そこからソロ曲のSUPERLOVE☆が始まるんですけど,この曲入りがすごく良かった.今までのライブだと,セトリが初日と二日目が完全に一緒だとしても,必ず

センター「次の曲は〜」

出演者一同「この曲です(語尾はマイナーチェンジあり)」

としか言わないので,イントロが鳴り出すまで次の曲が分からない体でいくんですよね.でも今回はそうじゃなくて,

 

センター大坪氏「じゃあ,皆さんお待ちかねのあの曲,行ってみましょうか!(この辺もう感動しすぎて覚えてない)次の曲は〜」

出演者一同「SUPERLOVE☆」

 

もう,完全に煽りに煽ってからの曲入りだったんです.今回だけの,誕生日を祝うためだけの演出で曲に入ったんです.当然会場は大盛り上がりで凄いことになっていました.こんなの別に大したことねぇだろって思う人もいるかもしれませんけど,先述したようにこれまでのツアーで頑なに守っていた体をわざわざ崩してまでやってくれたっていう,その演出自体がもう本当に嬉しくって.みんなで一緒に言ってくれているのがお祝いしてくれているみたいでさ.

 

で,曲に入るわけなんですけど,正直ちょっと記憶が曖昧なんですよね.でもやっぱり山本希望さんはとびっきり可愛くってパワフルでまさしくパッションで,間奏でダンサーさんと横一列に並んでラインダンスっぽくキビキビ動いているあたりとか,もう,本当に城ヶ崎莉嘉なんですよ.本当にこれが見たかったんだよ!見たいものが見られるのって,こんなに幸せなんだなぁ…….

ラスサビ前(人は誰も皆)あたりで少し言葉に詰まっているあたりとか,こっちまで泣いちゃいそうで.でもその後に声を張って,声量を大きくして「なにも構うもんか 幸せになろう 愛し愛されて」って歌った時のあの,ちょっと強がっている感じもやっぱり城ヶ崎莉嘉なんだよ.もう,本当に,なんと言って良いのか分からないけど,幸せすぎるんだ.めっちゃ好きだぞ莉嘉!

 

 

ここでちょっとだけ話を逸らして「エモい」*1話をするとですね.城ヶ崎莉嘉さんのソロ曲って1曲目から2曲目への飛躍・成長の仕方がすっごいのよ.

1曲目のDOKIDOKIリズムでは自分が好きな男の子に手紙を渡すまでに恥ずかしがったり手紙書いたりしている個人的な愛の話が歌われているんですけど.2曲目のSUPERLOVE☆ってもうそんなの比じゃなくって.超次元で新時代で愛し愛されて,おまわりさんもゴキンジョさんも犬も猫も愛してあげるなんて歌っちゃうんですよ.2曲目だともう,人類愛というか,みんなと世界を愛している歌になるんですよ.*2

それでね,そんな世界を愛している歌を誕生日のライブで歌ってくれた城ヶ崎莉嘉山本希望さんと,その曲入りをやってくれた他のアイドルたちと,そしてそこに思いっきりコール入れてくれる会場のプロデューサーを見ていたら,本当にこのアイドルは世界から愛されているんだなって思ってしまって,ちょっと泣いちゃったんだよね.

CD聞けば(妄想ですが)いつでも愛されているような気分にはなれるんだけど,やっぱりこう,こっちも好きだよありがとうって言いたくても,そんなこと言える機会ってライブぐらいしか無いじゃないですか.だから,今回のライブってほんと,すごく楽しみで4月からずっと待っていて.でも,それが個人的な話で終わったんじゃなくて,会場中のプロデューサーみんながそこに載っかってくれたって事実がもう,とてつもなくエモかったんです.

 

 

 

こんなことがあったから,今回の福岡公演は楽しくて仕方がなかったんです.少なくとも私にとっては文字通り奇跡だったし,そんな体験を現地でできたことが尊くて仕方がありません.

 

最後に,のじょさんがアンコールMC言及してくれたこの話を.

 

 

多分莉嘉Pはみんなプロデュースするって良いですねって思っていたと思います.少なくとも私は公演中ずっとそう思っていました.こんなにも自分の好きを信じていてよかったと思った日はありませんでした.山本希望さんに感謝したいその一心です.のじょさんがいてくれたから,のじょさんが頑張ってくれたから,今私はこんなに幸せなんだと思います.もう,ごめんなさい,語彙力が足りていないんですけど,城ヶ崎莉嘉を演じてくれてありがとうございます.のじょさんが城ヶ崎莉嘉役でいてくれることがこれほど嬉しかったんだって,思い直すことができました.

 

そして,今回の公演に関わった全ての方々(もちろん観る側だったプロデューサーのみなさんも!)にも感謝したいです.ありがとうございました.多分嘘じゃなくて,本当に死ぬまでこの日のことは忘れないし忘れられないと思います.本当にありがとうございました.

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 005 城ヶ崎莉嘉

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 005 城ヶ崎莉嘉

 

 

 

そんなシンデレラガールズ5thライブ福岡公演で会場を沸かせたカリスマJCアイドル城ヶ崎莉嘉さんのCDが現在絶賛発売中!!まだ買ってないPくんたちは買わないと駄目なんだぞー☆

 

 

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そう,この記事ではぜんっぜん書いてないんですけど,当然福岡公演には他にも素晴らしい出演者の方々がいらっしゃるので,その辺の話(この記事で書かなかった(やっぱり)城ヶ崎莉嘉さんの話(カブトムシ!),すいとうよ選手権,ラストブロックの激熱セトリ,私の大好きな飛鳥と奏の話,大型のライブ初参加メンバーの話などなど)は,別途記事書きます.待て次回.

 

(追記)書きました↓

hagyou.hateblo.jp

 

 追記:ツアー本当にお疲れ様でした.5thの各公演の感想記事は以下から飛ぶことができますので,興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

 

*1:MCでのじょさんがエモいって言ってたので私もエモいって言いたかっただけ

*2:それでもちょこちょこ年相応っぽい不安とか悩みとかにも言及されているところがまた良いんですけど.

キンプラ応援上映にも初遭遇した話

うん,そう,また,なんだよ.また,行ってきたんです.

 

これまでのあらすじはこちらからどうぞ.

 

hagyou.hateblo.jp

hagyou.hateblo.jp

 

前回の記事も相当反響があって,こりゃ応援上映行くしかないなという気持ちにはなっていたんですが(まぁ無くても行くつもりだったんだけど),いろいろ忙しくって今週に入ってようやく行けました.ので,今日はそんな話です.

 

例によって当時のツイートを貼っておきます.上映前はなんかこんな感じ.

 

 

 

まぁ,なんとなく気まずいよね,やっぱり.前回より劇場自体も狭めでしたし,その割に人が結構はいっていて(6~7割は席が埋まっていました),その方々が全員女性ということで,それなりに辛い感じにはなっていました.とは言え,映画本編自体はもう最の高であることが分かりきっていたので気楽な部分も多少はあったんですが.

席はエリートの皆さまを見るという意味でも後ろのすみっこの方を取っていました.結果的にこれが大正解で,まぁ,その辺はおいおい説明します.

 

 

で,例によって上映後の私のとちくるった様子を御覧ください.

 

まず,行ったことがない人は行ったほうが良いです.すごいです.前回もそうですけど周りが女性とかどうでもよくなりました.なんか,すごいです.参考までに,私の思考が追いついてきて出た最初の言葉を載っけておきます.

 

もう,間違いなくこの映画は見るものじゃない.体感,経験です.言葉にしづらすぎる.なんだこれほんと.おかしいだろ.なんなんだこれほんと.間違いなく既存の映画体験とは異なる何かなんですよ.映像に参加というとライブビューイングに近い文脈になるので,やはり“応援”という言葉を使うのが正しい気がします.この応援,すげぇ.一つの映像を見てみんなで一体化して応援するのすごい.

 

あまりに凄いことが発生しすぎて数日経った今文章におこそうとしていてもかなりこんがらがっているので,見出しを作って少しずつ溶かしていきたいと思います.

 

 応援上映,VRを越えている

 

まず,キンプラの応援上映,VRです.いや,VirtualじゃないからもうただのRです.Reality.もういっそのことReal.現実です.いや,現実だから現実なんだけど,あの場に行くと映像と現実の境界が曖昧になります.VRゴーグルもARデバイスも何もかもどうでも良くなります.我々はペンライトというデバイスを使えば新しい現実を体験することができます.

映像中で歓声が上がるシーンは本当にみんな歓声を上げていて,今自分が聞いている声は映画館から発せられているものなのか,それとも周りのエリートのみなさんから発せられているものなのか,本当に区別がつかなくなります.自分がどこにいるのか本当に分からなくなります.こんな体験,今までしたことがありません.

特に感動したのはシンさんがプリズムラッシュ(これちょっと怪しい)するシーン.こう,会場にいるお客さんのところをシンさんが滑っていくと,周りにいるお客さんのペンライトが一斉に色んな色に,虹色に輝いていくっていうシーンがあるんですけど,あのシーンでみなさんがペンライトの色を劇中と同じように一斉に色変えだすんですよ.

もう,本当に感動して鳥肌が立っちゃって.映像の延長線上に現実が本当に存在しているってこういうことなのかと.だから,応援上映って言ってますけど,ある意味お客さん側も映画の制作に加わっているんですよね.なんなんですかね,これ.とにかく的確な言葉が浮かばない.とりあえず言えるのは,今まで自分が経験したことがない現実を経験できるのが応援上映です.

 

応援から感じたプロ意識

行くまで全然わからなかったんですけど,応援上映,おもったよりも穏やか(詳細は次の見出しで書きます).

事前に私は,特定のキャラが出たときにそれを好きな人たちが「ギャー!!!」みたいな展開ばっかりだと思っていたんですが,基本的に映画の視聴を邪魔するようなことはなくて,的確なタイミングでみんな息を呑んで驚くし頑張れって応援するしきゃー!って黄色い歓声を上げるんですよ.

 この後も言及しますけど,こういうことをしているからと言って本来の目的である映画を見るという行為を一切ないがしろにしていないってのもまた素晴らしいところで.やっぱりそこはちゃんとしているんですよね.

わかりませんけど,こち亀のあの,「アオいいよね」「いい…」の画像を思い出します.わかってるからこそ騒がないというか,そういう玄人感がありました.

 

で,これを個人的にどういう風に思ったかというとですね……, 

 

主にデレマス勢の皆さま向け:応援上映は「70分間おねシンが続く環境」

( 気になると思いますが,ポールダンスとブレイクダンスと王の字の話は次で話します.覚悟しとけよ)

 

良くも悪くも私が映画館で光る棒を降った経験がある(シンデレラガールズのライブビューイングです.今年だけで5回ほど行っています.)ので,どうしてもそことの比較に重きをおいた感じになってしまうんですけど,応援上映はシンデレラガールズのライブで言うところの「おねシン」が70分間ぶっ続きになっているような感じなんですよね.

 

 

これ,分からない人がたくさんいると思うので説明すると,アイドルマスターシンデレラガールズのライブのアンコールでは,毎回披露しているお願い!シンデレラという我々にとっての国歌みたいな曲があるんですが,そのコールってのは,毎回披露するだけあってお客さんもどのタイミングでコールするか知ってるし,次に何が来るかも知っている予定調和が4分半ぐらい続くんですけど,それがまぁめちゃくちゃ楽しいものなんですよ.

要するに言いたいこととしては,その場にいる9割5分ぐらいの人が的確なタイミングで結構な声で発声して場を盛り上げるみたいなことができる超楽しい曲がシンデレラガールズのライブにおける「おねシン」なんですが,私は応援上映からそれに近いものを感じました.

良識と経験に基づいた,台詞と曲に耳を傾ける秩序をつくり,それを壊すタイミングが来た途端に一気に声を出して壊す感じがもう,明らかにプロ.エリート.みんな,わかってるんですよ.そういう空間の居心地の良さってのを個人的には知っていたので,文脈は違えど応援上映から心地よいものを感じていました.

これで興味持ってくれる人がいるか分かりませんけど,デレマス勢の皆さまもほんとキンプラ応援上映超楽しいからぜひ行きましょう.すっげぇから.別にコールとか覚えていなくても,あの空間にいるだけで楽しいよ.ぜひぜひ.

 

 

 

芸術点が加点されるペンライトの使い方

 はい,こっからが問題なんですけどね…‥.何なんだよほんとペンライトの使い方!すげぇっていうか何なんだほんと!!ちょっと文だけで書いて何とかできるもんでもないと思うからパワポで絵を描いたので共有するよ!!

まず紹介したいのはブレイクダンス(というか,タイガくんと我らがアレクのバトルシーン).

 

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まぁなんというか絵にした段階では動きがなさすぎてあまりにも「せやな」感があって微妙なんですけど,これ本物をみるとヤッばい.みんな狂っちゃったんじゃないかと思うぐらい回す回す回す.いつもより多めに回しておりますって感じ.客も応援しながら明日の筋肉痛と戦っているのではないかと思うほど.気迫が,迫力が違う.

 

あと個人的に結構凄いと思ったのがルヰくんのショーのシーンなんですけどね.

 

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これ,ペンライト二つ使ってポールダンスを表現しているんですよ.やっばくないですかこれ?表現力が高すぎでしょ!2本のペンライトでフィギュアスケートの芸術点の存在価値が全然わからなかったけど今なら分かる気がするよ!

 

そして極めつけが,これだ. 

 

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十王院財閥のシーンでカズオさんがなんだか偉い人と話しているシーンがありますけど,そのシーン中に急に下の方のエリートさんが,2人で協力して急にやりだすんですよ!気づいたらなんか王の字がそそり立ってるんですよ.しかも2組.

いや,正直,失礼なのを承知でいいますけど,パッと見た瞬間に「なにやってんだこいつら」って思っちゃいましたよ.なんだこれ.なんなんだこれ.いや,ほんとなんなんだこれ.ただ,すごい,臨場感がある(褒めてるつもり)

そして,前にも描いたけど,どれだけ応援に熱が入ろうが映画をみることは絶対に厳守!視線は絶対にスクリーンから外さない!もちろんふたりで協力してペンライトで王の字を作っていても止めない!やばい!やばい!

 

追記:あと,ここには書いてから思い出したんですけどカズキ先輩がブレイクダンス→滝から落ちる→水から顔を出すあたりとか表現力とか凄いんだよ.ペンライトの動かし方で完全に表現しているんだよ.ヤバくない?

あと個人的に一番感動的だったのは俗に言う色合せ.キャラが喋るごとに色を 的確に合わせていく(というか多分あれペンライト側の設定でもともとそれがやりやすいようにしてある)のがもう,本気すぎてやっべぇという気持ちになりました.

 

やっべぇぞ……間違いない……やっぱりこいつらプロだよ……,エリートだよ…….ちょっと映画を見に来た程度の私なんかじゃあ比べ物にならない……完全にこのコンテンツを応援する方法を熟知していやがる……!!!!ペンライトで映像を盛り上げる方法を,映像に合わせた表現を易易とやってのけやがるぞ……!!!!

 

 

 で,こうなった

 

ほんと,凄い体験でした.あまりにも未知の体験で衝撃も大きかったですが,とりあえず楽しかったことだけはちゃんと覚えています.楽しいんですよ.私隅っこで拍手していたぐらいしか応援らしいことしてなかったんですけど,それでもこんなに楽しいとは思わなかったです.皆で盛り上げようっていう気概を持つと,映像ってこんなにも素晴らしくなれるんだなぁと.ほんと最高.だんだん語彙力がなくなっているのわかります?これね,最高だからなんですよ.

 

 

 

完全に同意したとき人は記号をたくさん使うことで知られています.

それはそうと,この皆して楽しんでる感は多分どんな文脈でも感じられることで,まぁ,楽しくないわけがないんだよね.ほんと超楽しいのよ.

 

 

キンプラ怖い.

 

 

私はまだまだ素人のままですが,それでも楽しめたので,やっぱり行く価値はあると思います.なんか,毎度描いている気がしますけど,兎角手を出してみてほしい.こんなに刺激的な70分は久しぶりでした.ぜひぜひ.

 

終わりに

TOHOシネマズ仙台での上映が終わってしまったということで,当分キンプラとはお別れ…….当然このキンプリ・キンプラの一連の記事も今回が最終回ということになります.なんだか,言いようのない寂しさがあります.ここ数週間このコンテンツのお陰で色んなことがあって凄く嬉しかったですし,なにより本当に楽しかったんですよ.だから,ほんと感謝しきれませんね. ありがとうキンプリ.ありがとうキンプラ.ありがとうプリズムの煌めき.

 

劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HERO-Song&Soundtrack

劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HERO-Song&Soundtrack

 
KING OF PRISM Music Ready Sparking!

KING OF PRISM Music Ready Sparking!

 

 

おまけ

… 

 

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……

 

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…………

 

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………………

 

f:id:hagyou:20170723000355p:plain

 

……………………!!!!!!

 

はああああああああああああああああああああああ行きますううううううううううアレクの腹筋爆弾の臭いかぎに行くううううううううううう

 

というわけで,次回,キンプラ4DX上映にも初遭遇した話でお会いいたしましょう.

 

Thenk you & Goodbye 青春 forever……

すごい人とミーティングして感じたことをメモっておく

今日は祝日にも関わらず,朝っぱらからすごい人と話す時間をいただきました.

 

これだけ見ると休みの日にミーティングするなんてとんだブラックだと思うかもしれませんが,そのすごい人が時間を作れるのが祝日ぐらいしかないという超絶忙しいマンなので,どちらかと言うと私がすごい人にブラックを強いている感じです.申し訳無さで一杯なんですが,それでもすごい人は優しいので「祝日でもOKだよ〜」とメールしてくれました.あ,タイトルのすごい人ってのは,本当にすごい人なので,この記事ではすごい人で通します.

 

それで,すごい人と私が取り組んでいる大した事ないことについて話し合いをしたんですが,この話し合いの構成が改めて振り返ると物凄く能率的で分かりやすくてスピーディだったので,今日はそんな話です.

 

 

まずは,今何が発生しているかを説明する現状報告を行います.すごい人はこの時点から一切容赦がありません.聞きっぱなしということはなくて,途中で話を止めてあーだこーだ容赦なく言ってくれます.ただ,これはプラスの方向についてもマイナスの方向についても言えることで,要するに,おかしいことがあったら話を止めておかしいと否定してくれるし,逆に面白いと思ったらそれは面白い話だね,取り組むべきだと思うと全力で肯定してくれます.

個人的にこの部分がやっぱりすごい人は凄いと思っていて,とにかく無駄がありませんし,答えに直結するスピードがぜんぜん違うんですよ.一般的に何かを否定するのって基本的にはこう,なんでそれが違うかを長々説明すると思うんですけど,すごい人なんでそういったことが一切ない.というか,この人いつどうやって考えているんだっていうぐらい口から解答がビュンビュン出てくるんですよ.

「今なんでそんなことをしているの?」,「それをする必要はあると思うけど,そっちに行く必要はないと思う」,「○○を使うともっと早く進められるんじゃない?」,「その言い方は少し雑すぎる.今考えている○○からそれを言うにはこういうことが必要なはずでしょ?今はそれ言っちゃダメなはずだよ」というレベルの文言が物凄いペースでぽんぽん出てきます.

 

それで,現状報告が終わったら,今私が考えていることについて言及するよう指示されます.私は,この結果からどんなことがわかったと思っているのか?どんなことが仮説として言えるのか?といった話をします.もちろんこの時もさきほど同様に超ハイスピードで的確な指摘と修正が行われます.

 

最後に,すごい人から指示を受ける,というか講評を受けます.講評というか,もうこの段階になると指示・説明をひたすら受けるだけです.でもこれも猛烈に分かりやすい.

まず,現状の全体像と自分の位置について言及されます.あなたは全体のこの位置で作業をしているんだよ,だから次の位置に移動する為には,こういうことを行うべきだよね?そのためにはこういうことも調べてみたら良いと思うし,それを調べたら,今度はきっとこういうことが見えてくるはずだよね?という感じで,行うべきこととセットでなぜそれを行うべきなのかを明確に言葉にして示してくれます.

 

で,これだけ話したあとに(だいたい30分程度),すごい人なので,ミーティングの最後にいままですごい人が言及した指示・説明を5行程度にまとめて再度話をしてくれます.これ,できない人の方が圧倒的に多いと思うんですよ.でもすごい人なのでやってくれます.その場で言及した内容をまとめてもう一回話してくれます.手元にメモ無しでこれをやってのけるんだから,やっぱりすごい人はすごいんです.

 

こんな感じで今日のミーティングは終了したんですが,もうあまりにも的確すぎてそしてスピーディすぎてちょっと自分は引いちゃっていました.少し椅子に座りながら呆然としてしまうほどです.

 

ほんとなんでこんなことできるんだろう.

結局すごい人は,その分野のすごい人なので,圧倒的知識量があるからこそ,見えている世界が違っているし,指摘に至るまでのスピードも速いのだと勝手に思っていますが,実際のところよく分かりません.よく分かりませんけど,将来自分が人に連絡される場合だったら,こういうミーティングができるようになりたい.

 

個人的P名刺作成・交換ガイド

追記:実際に作っているところを記事にしました.合わせて参考にしてみてください.
hagyou.hateblo.jp

 

 

気が向いたので,若干時期が遅い気もしますがP名刺作成ガイドの話をしてみたいと思います.色々書いていたら実質同人名刺の作成ガイドになり始めている気がしますが,まぁそれはそれだ.いきまーす.

 

 

そもそもP名刺って?

そもそもP名刺とは?みたいな話から気になる人は,世間にそう言うページが存在しているのでそちらを参照してください.

 

www8.atwiki.jp

 

なんでP名刺作るの?

特に大切なのはここ(上記ページからの引用です)

 現場に行ってみると分かりますが、名刺交換が本当に盛んに行われており、名刺交換をしているのを頻繁に見かけます。
 勘違いされているかもあれませんが、一部の有名な人達だけではなく、特に何か活動をしている訳でもない一般のPまで名刺交換をしています。
 その為、例え自分が無名でP名刺を持っていなくともライブ・オフ会等に行った場合には少なからずP名刺を貰うことになります。 

 

恐ろしいことに(恐ろしいことに?),ライブに行くプロデューサーたちは,インターネットで動画投稿をしたりコミケで同人誌を出したりしていない人であったとしても名刺を交換します.本当です.マジです.そういう文化がすでに出来ています.ライブビューイングの会場によっては,映画館でも,つまり現地ではなくても配っている人もいます.ので,こういう楽しい感じのことがしたいプロデューサーはだいたいみんなP名刺作っています.

 

でも別に作らなくてもよくね?

はい,ぶっちゃけ作らなくても一切問題ありません.初参加の方である場合は,まずはペンライトでも買ったほうが良いです.その後で名刺作るかどうか考えましょう.

 

MIX PENLa ( ミックス ペンラ ) PRO 24C ボタン電池式 キラキラ ベーシック Mサイズ

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少なくともライブに参加するために必ず必要なものではありません(ペンライトは持っていかないと寂しさで死ぬので持っていきましょう).事実私もシンデレラガールズの5thライブツアーに参加するまで(3rd,4thに行った時は)P名刺持っていきませんでしたし,名刺の交換なる事も一切やったことがありませんでした.

ですが,実際持っていって名刺交換するとこれが存外楽しいです.みんな自分の担当のために凝った名刺を作ってらっしゃって見ているだけでも楽しいですし,今回のライブについてあーだこーだ感動した場面を話したり,うちの担当のここが最高みたいな話をしたり,チケット取るのが大変だった話をしたり,ライブまでに過ごす時間がすごく楽しくなります.

基本的にライブの現地に来ているような人はアイドルマスターのことが好きな人しかいませんから,そういう人とツイッター上でやいのやいの交流してみたいとか,そうじゃないにしても現地で上記したような話をしてみたいって人は是非とも名刺を持っていったほうがいいと思います.

 

 で,どうやって作るの?

はい,こっからが本題みたいなところですが,個人的にはここ,教えようがないと思っています.何言ってるんじゃと思いますが,理由は単純で,名刺の作り方は名刺の印刷方法に完全に依存しているからです.要するに,印刷方法によって名刺の作成方法が全然異なります.以下では印刷方法ごとに名刺の作成方法とその利点・欠点をざっくり書きたいと思います.が,そんなこと言われてもとりあえず目安がほしいと思うので,すでに存在するフローチャートを引用したいと思います.

 

https://pbs.twimg.com/media/CFCcuIiUEAEl3UQ.png:large

引用元 https://pbs.twimg.com/media/CFCcuIiUEAEl3UQ.png

 

この記事では,このフローチャートで言う手刷り,業者発注の話をメインで扱っていきたいと思います.が,その前に

 

名刺のデザインってどうやって考えるの?

まずはデザインの話をしておこうと思います.と言っても,この話だけで普通に本一冊かける話だとおもいますし,これが分かったらデザイナーになるべきだと言うレベルの話なので,ここではとりあえず素人ができることを書いてみたいと思います.

当たり前ですが,デザインは本当に猛烈に大変です.もう,ちょー大変です.すげー大変.なので,全部ゼロからやろうとしないことをオススメします.具体的には既存のものをググって参考にします.

とりあえず,「名刺 デザイン」とかで画像検索してみてください.そうすると既存の名刺がワラワラ出てきます.既存の名刺をたくさん見てから,気に入ったものを何枚か選び,そのデザインを参考にしながら自分で作ってみてください.もちろん,丸パクリするようなことはしないようにしましょう.例えば,この色合いいなぁとか,この文字の並べ方はいいなぁとか,そういうレベルでいいと思う要素を組み合わせて,後は自分なりにアレンジすればOKです.

 

名刺のデザインにあたって注意事項

で,こんなこと言っておいて何ですが,P名刺を作る上で気をつけるべき話をしておきたいと思います.

 

www.sankei.com

 

先日新聞でも報じられていましたが,某アーティストのファンが自分で作成したグッズを販売していて公式から咎められたという話がありました.で,この記事に書いてある一文が結構恐ろしい話でして.記事から引用しますと.

 

これまで「個人で楽しむ範囲」のグッズ制作は許容してきたが、最近は、ツアーロゴなどを無断で利用し、複数人に配布・販売するなど「常識を逸した」制作活動が目に付くとし、「このままでは、個人でのグッズ制作を全面的に禁止せざるを得ない」とし、自制するようファンに呼び掛けている。

 

ここで一番気がかりなのは,公式のツアーロゴを無断利用し配布したことも,常軌を逸した制作活動として「目につく」と記述されているところです.

察しが良い皆さまならわかると思いますが,これ,P名刺に置き換えると,公式のアイドルの画像を無断利用して配布しているのも公式から見て「目につく」扱いされてもおかしくはないわけです.

 

また,この後も説明しますが,公式の画像を用いて印刷所に印刷をお願いした場合に印刷を断られるということが発生する場合もあります.これは印刷所側にそういったものを印刷することがリスクとして取られているということです.すごく極端な言い方をすると,公式画像を用いて印刷所に入稿するということは「一緒に著作権違反してグッズ作ろうぜ」と言っているのと変わらないとも言えます.

幸いアイマスの版権を持っているバンダイナムコは今のところこういったことをしている人たちをしょっぴくようなことはしていませんが,今後そのようなことが発生してもおかしくありません.少なくとも,偉い人たちが見逃してくれていることを認識した上で利用することをオススメします.

もうちょっと書いてある参考URLはこちら.とりあえず読んで欲しい.

 

共通 - P名刺作成講座 - アットウィキ

 

で,私とこの記事はどういう方針で行くかというと,基本的には公式画像を一切使わない前提で話を進めます.というのも,名刺に必要なものはだいたい以下の通り.

 

  • 背景
  • 本人の名前
  • 担当アイドルの名前
  • TwitterのID
  • ゲームのID
  • その他(あるとしたら,メアドとかPixivIDとか)

 

以上の通り,公式の画像を一切使わなくても名刺としては簡単に成り立ちます.それと,私は名刺の質をそれなりに気にする方の人間なので,印刷所を使いたい人です.となると,先述したとおりやっぱり印刷所側に迷惑はかけたくありません.ので,その時点で公式のイラストを使うという選択肢は基本的になくなります.もちろん,

もちろん,グレーはグレーなので,黒い方とはいえグレーなので,一応公式のイラストを使う事も私は完全否定はしません.が,個人的にはやっぱり使わないほうがいいかなぁという気持ちです.心の何処かに置いた上で名刺を作成してください.

でも,実はお金さえあれば,インターネットを使って担当の絵を絵師さんに書いてもらうとかいうこともできちゃったりします.どうしても担当のイラストを使いたいわって方がいる場合はそういうサービスも使えるので,一考の余地はあるかと思います.

 

なんやおまえさっき既存の名刺のデザインパクれって言っとったやないかという方もいるかと思います.もちろん丸パクリはありえないので,そもそもパクっちゃ駄目です.あくまで参考程度にしましょう.まぁ,仕事で名刺のデザインをする場合は,他の名刺のデザインをパクったらアウトになる可能性はありますから,そういう意見はごもっともなんですけどね.ただ,黒さでいうと公式画像を使うほうが遥かに黒いです.お察しください.

この辺の記事とか参考になります.読みたい方がいたらどうぞ.というかこういうの読まないにしても公式画像を使うのは相当黒いのは博識な皆さまならわかるでしょ!!

イラストや画像の著作権侵害の判断基準について|咲くや企業法務.NET

 

手刷り

自宅で名刺を印刷するような製品,俗に言う「名刺用紙」を使用する場合,基本的には名刺用紙を売っているメーカー側が配布しているソフトウェアを使って名刺を作成する事になります.

 

エーワン マルチカード 名刺用紙 両面 クリアエッジ 厚口 フチまで印刷 100枚分 51677

エーワン マルチカード 名刺用紙 両面 クリアエッジ 厚口 フチまで印刷 100枚分 51677

 

 

例えばエーワンの場合,下記のラベル屋さんというウェブサービスを利用して名刺を作成します.

 

www.labelyasan.com

 

利点としては,それなりに作成するのは簡単なので,初心者がとりあえず名刺作りたいわって時にはおすすめです.自宅に良いプリンターがある場合も,この方法で事足りる可能性が高いです.あと,100枚程度ならば,この方法が最も安く名刺を作成する事ができる方法なので(だいたい600円未満で事足ります),お金がないって人はとりあえず手刷りでいいと思います.

欠点としては,どう頑張っても名刺の作成サービスと印刷するプリンタに依存してしまうので,作り出すとこだわりたくなっちゃう人の場合はこの方法はおすすめできません.

 

業者発注(おすすめ)

業者発注で名刺を作成する場合,依頼する印刷業者が対応している方法でデータを作成する必要があります.どの業者を使うか?という点についてはこのあともいろいろ説明しますが,基本的にはどのツールを使って名刺を作るかから考えて業者を選ぶ方向で問題ないと思います.凝ったことがしたい人は後ほど.

 

基本的に印刷業者側が対応しているのは大体以下の通り.

  • 画像ファイル(jpg,pngなど,各種イラストソフト経由で作成)
  • パワポを始めとしたOfficeのファイル(pptx,docxなど,Wordとかパワポで作成)
  • Adobe製品で作成されたファイル(ai,psdなど,IllustratorとかPhotoshopで作成)
  • 上記したソフトを使って作成されたPDFファイル

 

上記のファイル形式から,自分が作成した経験が最もあるであろうソフトを選んで,それを使って名刺を作成して入稿しましょう.で,基本的にこれらのソフトを使ってファイルを作成するわけですが,そのファイルの作成をするときには(業者にもよりますが)大抵の場合業者が準備しているテンプレートファイルを元に作成します.どういうことかわからない人に簡単に説明すると,要するに印刷所で印刷できる形でデータを作るために,印刷所側が指定しているファイルを編集する形でデータを作成する必要があるってことです.基本的には印刷業者のページに書いてある指示の通りにすればOKです.

 

余談:こだわった名刺を作りたいんだけど!

ここまで来たら最強の名刺を作りたいという私みたいな人が出てくる可能性もあるかな,と思いここで余談を書いておきます.本当に良い名刺を作りたいと考えた場合,まずは印刷所が対応している印刷方式について考える必要があります.急に込み入った話仕出したなと思う人もいるかと思いますが,とりあえず「オフセット印刷」を選べばいいとだけ覚えておいてください.詳細はググったりしてほしいですが,とりあえず下記のページを見てください.

 

yossense.com

 

要するに,オフセット印刷の方が綺麗に印刷できるので,両方が選べる業者である場合は思考停止してとりあえずオフセット印刷を選択することをオススメします.私はオンデマンド印刷で頼んであまりの汚さ(オレンジ色がくすんでいてしかも斑っぽかった)に絶望してオフセット印刷で再度発注したこともあるぐらいなので,きれいな名刺がほしいわって人はまず間違いなくオフセット印刷にした方がいいことをオススメします.

 

また,もういっそのこと「何やこれ!?」みたいな名刺を作りたいという人は,特殊加工に手を出すということも出来ます.この辺に手を出しだすともはや沼なのですが,例えば名刺の角を丸くカットしてもらったり,箔押しして文字の部分だけ凸凹した感じにしたり,特殊な紙を使ってホログラム加工したり,そもそも紙じゃなくてプラスチックに印刷したり,その気になればもうなんでも出来ます.以下のページにそういったことができる業者がまとまっているので,参考にしてみてください.

 

ex-notes.com

 

何枚刷ればいいの?

結構悩ましい問題点のひとつとして,何枚印刷するかが挙げられます.これ,変な話その人のコミュ力に直結するみたいなところがあるんですが,コミュ力が相当ない私でも2時間程度で100枚ぐらい配りました.まじかよって思うかもしれませんが本当にそれぐらいの速さで消えていきます.物販から並んだりするときっともっと配ることになると思います.少なすぎると結構早い段階で無くなって後半悲しい気持ちになる可能性もあるし,かと言って刷りすぎて余らせても悲しいので,この辺は難しいところです.Twitter見ていると普通に500枚ぐらい刷ってる人もいたりするので,初めての人はとりあえず1日あたり100枚,慣れてきたり朝からぶっ通しでライブ会場にいたりする場合は1日あたり300枚~N枚が目安として考えられます.

 

P名刺以外に準備するものは?

めでたく名刺の準備が出来たとします.おめでとうございます.名刺が出来上がったら,交換する時の事を考えましょう.具体的には,名刺ケースと「俺名刺もってるぞー」アピールができるものを準備しましょう.

まずは名刺ケースですが,普通にAmazonあたりで購入します.お察しの通り数百枚単位で名刺交換する場合,そもそも名刺入れに入れるとかいう世界じゃなくなってくるので,鞄に余裕がある人は大きいやつを買って持っていくことをオススメします.ちょっとしたTCGみたいで楽しくなってきますよ.

 

 

もう一個,「俺名刺もってるぞ~」アピールをできるものですが,これは準備もなにも簡単で,A4に「名刺交換希望!」みたいなこと書いて印刷して持っていけばOKです.

 

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パワポなんかを使ってこんな感じのをA4サイズに印刷して,当日はクリアファイル何かに挟んで持って歩いていると優しいプロデューサーたちが声かけてくれます.コミュ障の私にはホントマジで必須.

他にも持ち運びできるホワイトボードなんかを使っている見かけます.お金がある人はそういうのを買って持っていっても良いかもしれません.

 

CANSAY nu board ヌーボード A4判 NGA403FN08

CANSAY nu board ヌーボード A4判 NGA403FN08

 

 

実際に名刺交換する時って何話すのよ?

ここまでくれば,あとは交換するだけです.ライブ会場にいるプロデューサーに挨拶して「名刺交換していただけますか」って言えば普通,というかほぼ100%交換してくれます.これが辛いって人は声かけてもらう方向で攻めましょう.さっきの紙なりなんなりで名刺交換できますアピールをしてください.

で,問題は名刺交換した後なんですけど,何の話するねんって話ですよね.これ結構辛いところだと思うんですが,分かりやすいところだと大体以下の通り.

 

  • 今日はどこからいらっしゃったんですか?
  • 地元の人なら → 美味しいお店知ってたりします?
  • 地方の人でいったことがあるところなら → 昔行ったことありますねぇとかしょうもない話
  • ライブ自体は今日だけ?明日or昨日も参加?5thはどこ行きました?
  • 名刺見る → 担当は◯◯さんなんですね~ → 濃厚な担当トーク
  • 名刺見る → デザイン綺麗ですね~ → 作った方法とか聞いてみる
  • 天気の話,熱くない?寒くない?
  • 物販買いました?買えました?
  • あとでTwitterフォローしてもいいですか?

 

なんかこの辺の話をして,適当なタイミングで「よろしくお願いします~」と言う感じで良いかと思います.気があったらその場でライブあとご飯,みたいな展開もあるみたいですが,私はまだそこまではいけない格好です…….コミュ障は辛いんだよなぁこの辺…….頑張っていきましょう…….

 

終わりに

一通りP名刺作成について書いてみました.いろいろ書いたらすげー長くなっちゃったんですが,世間に存在しているガイドでは手が届かないような情報もチマチマ書いたので,参考になれば幸いです.

ちなみに私も福岡とSSAで配ります.もしも遭遇したら快く交換していただければ幸いです.よろしくお願いいたします.