はひふへほ

ほだされて40年

今の子供はベーマガのゲームを面白いと思うのか問題

はいこんにちは.Twitter見ていたらこんなやり取りがありました.(以降途中までほぼTogetterです)

 

 

これ,結構面白いやり取りだなぁと思いながら遠巻きに見ていました.色んな話がごっちゃになっている気がしますが,後半では「昔自分たちが熱狂するきっかけになったものの面白さ(ここではゲームそのものとプログラミングで作るという部分という2点)は今の子供達に通用するのか?しないのか?」について話し合っていると私は解釈しています.(最初のツイートから随分と論点がズレたように思える)

 

 

で,これ実際どっちなんだろうとか考え出したんですけど,実体験から結論付けると,あの時代のゲームを遊ぶ楽しさという部分については,個人差はあれど今の子供でも楽しいと思うんじゃないか,と考えます.ただ,そっからそれを作る方向に行くかというと結構微妙だろうな,と.ここでやり取りしている偉い人達より1〜2周りぐらい若い私が言うんだからそれなりに信憑性があります(自分で言うもんじゃない).

 

で,その実体験なんですけど,そこそこ昔(と言ってもモンストがCMやってた頃なのでそんなに前でもないです),私がプログラミングする部活に所属していて,その頃に文化祭で出していたようなゲームって,まぁ正直言って(ググって出てきたような)ベーマガレベルのものだったわけですよ.入替えパズルとか,操作性が決してよくないシューティングゲームとか,そもそも音出てないようなゲームが当然で,ゲーム自体の中身もそんなに凝ったことしていないようなものだったんです.画面遷移なんてものはほとんどなくて,立ち上げたらいきなりスタートとか,そういう意味では下手すりゃベーマガ以下だったのかもしれません.

でも当時文化祭に遊びに来ていた小学生〜中学生って,そういうゲームでも無茶苦茶楽しそうに遊んでくれるんですよね.ゲラゲラ笑いながら遊んで,複数人で来ていた子たちはキーボード取り合いになるぐらい夢中で遊んでくれたんです.

だからまず言えるのは,そのレベルのゲームでも,今の子供達は十分楽しんで遊んでくれるポテンシャルはあるということ.少なくとも,私の実体験からすれば,それらを楽しいと思って遊んでくれる子どもたちはいます.

 

で,もう一点の方,これらのゲームがプログラミングをするきっかけになりうるのか?そしてプログラミングでゲームを作るのを子どもたちは面白いと思うのか?という問題については結構難しいというか,ここで話している内容だけで結論付けられるもんじゃないと思うんですよね.

そもそもゲームが面白い=ゲームを作りたいになるかというと微妙な気がしていて.「○○がおもしろいと思っている人∋ゲームを作りたい人」なので,この○○にベーマガのゲームが入ろうがマイクラが入ろうがスマホのゲームが入ろうが,そこからゲームが作りたいになるかどうかはまた別問題なんじゃないかと言いたいのです.もちろん,○○が面白ければ面白いほどそれを作りたいに繋がることは考えられますけど,結局それって個人差で片付く気がします.先述したとおり,私が知る限りでは普通に今の子供もベーマガレベルのゲームを楽しんでいるので,まぁ,それがきっかけでゲーム作りたいになるなら,なるんだろうな,ぐらいにしか言えません.

それと後者の「そんなゲーム作ってて面白いの?」問題は,わりと簡単に結論が出ると思っていて.というのも,フルスクラッチでゲームつくるって意味では,ベーマガが発刊されていた頃から相当たった今でも,(自分が現時点でも子供レベルかそれ以下なので言える話なのですが)作れるゲームのレベルって大して変わらないと思うんですよ.Unity使って如何に開発効率が良くなろうと,でかいゲームを作ろうと思ったら当然大変だし,時間だってかかるし,だれだって最初はブロック崩しとかシューティングゲームとかそんなもんばっかりでしょう?もちろん見た目は今のほうが派手にできるしれませんけど,作る途中の面白さという意味ではそんなに差異はないように思います.

あと,この話をしている時にマイクラのMOD製作とかレッドストーン回路を持ち出すのは,なんちゅーかチート臭いんですよね.そりゃあ,マイクラの方が子どもたちの食いつきはあるのは想像に難くないんですが,これってプログラミングに興味を持っているというよりゲームを改造することに興味を持っているわけでしょう?普段遊んでいるor興味があるゲーム単体を更に面白くする,もっと言えば自分の都合がいいように改良するのと,フルスクラッチで新規にゲームをつくるのを同列に扱うのはちょっと筋が悪いというか,個人的には似て非なるものを感じています.

 

というわけで自分なりにつらつら書いてみました.

私はおっさんたちが自分たちが感じた面白さを若い連中に押し付けるという絵面が大嫌いなんですが,今回話されていた内容はそんな簡単に嫌っていいものでもないなぁと思っています.

 

 

BASS MAGAZINE (ベース マガジン) 2017年 8月号 [雑誌]

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