はひふへほ

ほだされて40年

服一着に3万使える女性は実在するのか問題

はいこんばんは.久しぶりに煽りタイトルです.ふぅ~↑ Twitter界隈で話題になってるこれ.これね.

 

  

理想の貧困記事(以下のものです)を読んだあとだったのでなおさらこのツイートがグサグサ刺さりました.記事内でも,身だしなみには金使うって話があったので.

headlines.yahoo.co.jp

 

これらを見て,私もオタクなので,いろいろ思うところあったんですよ.

ツイートにもあったとおり,声優さんがそういうのに金払うのは変な話仕事道具に金払っているので安いって言われるのはすこぶる当然だと思います.でも,問題はそれを一般女性が普段着る服においても成り立つのかって話です.3万はさておいても,7万のコートって本当?みんな本当にそんなの買ってるの?で調べたんです.俺オタクなんでこういうの調べるのはそこそこ好きなんすよねぇ~(煽り)

クソみたいな煽りはこの辺にしておいて.とりあえずグーグル先生で30分調べただけでわかった話を書きます.

 

とりあえずリンクを.大丈夫,総務省統計局の調査概要だよ.

http://www.stat.go.jp/data/zensho/2014/pdf/gaiyo2.pdf

 

まず,そもそも服飾に対する金銭の使い方は男女で極端に異なっています(資料内のページ番号で3ページ,表Ⅰー2.)男性は月平均で6600円程度,女性は12000円程度,要は倍も違います.ので,そもそもツイート云々の話は男女で意識が違うってところから始まります.要はオタクだからどうとかいう以前に性別レベルで違うってこと.

で,それはそれとしても女性で一着約3万の服を買うのは,この数字を見るに年にがんばって数着程度で,言うほどポンポン買えたもんじゃないよねって話です.まぁ,当然っちゃあ当然だし,想像に硬くありません.みんなそんな金ないでしょこのご時世.

って,ここまで書いて気づいたんですがよく見ると,統計取った対象が40代以上のほうが半数以上なので,ちょっとサンプルが偏りすぎ.まぁざっくり見るという意味では良いのかもしれないけど.

 

ハイ次の資料.

web.archive.org

この記事では一年で6万3千円と記述されています.上記調査の半額なので胡散臭さはありますが,それでも新聞社のニュースが報じているんだから嘘ってことはない気がする.

で,興味深いのはここ.

 一方、1年間にファッションに掛けるお金は平均6万2910円で、3年連続で減少。東京都が8万241円で最も多く、沖縄県の3万6871円に比べ、2倍以上だった。年代別では50代の7万135円が最も多かった。

住んでいる場所でもぜんぜん違うというかなんなら倍も差がある.沖縄県とか3万の服買ったら年に1着しか買えないじゃん.東京でも7万のコート着たらどうやって生きていくんだという気持ちになります.

 

更に次の資料.

【男女別】1カ月の洋服代ランキング 女性平均7882円 男性は?|「マイナビウーマン」

こっちは総務省の調査より更に少なくて,月平均で7882円だそうです.まじかよ.しかもこっちは総務省の調査と違って25~35歳にアンケート取っているらしいので,若い方は更にお金使っていないってことになります.まじかよ.

この記事はアンケートもあって,その辺を引用してきます.

 

・「1,000円未満。流行りモノを買うことが少ないから」(35歳女性/その他/その他)

・「1,000円以上2,000円未満。安くておしゃれならいいと思う」(33歳女性/医薬品・化粧品/その他)

・「3,000円以上5,000円未満。買わない月は全く買わないので、平均するとこのくらいだと思う。安くて良いものが好き」(28歳女性/食品・飲料/営業職)

・「5,000円以上7,000円未満。靴なども含めると意外と買い物をしているようです」(25歳女性/その他/その他)

・「5,000円以上7,000円未満。あまり洋服を買うことが少なく、必要なときしか買わない」(32歳女性/その他/事務系専門職)

・「1万円以上1万5,000円未満。通勤服をよく買うことが多いから」(30歳女性/生保・損保/その他)

・「1万5,000円以上2万円未満。最近はあまりファッションにお金をかけなくなったため」(27歳女性/医療・福祉/専門職)

・「2万円以上3万円未満。独身な分ある程度は自分に投資したいし、自由があるのが独身のメリットだから」(33歳女性/医療・福祉/専門職)

・「5万円以上。欲しい服や靴やバッグを買ったらあっという間に10万はいく。妥協するなら買わないタイプなので、毎回、高額になる」(35歳女性/金属・鉄鋼・化学/その他)

 

上記アンケートは抜き出しせずに全部まるまる引っ張ってきました.要するに,都合がいいところだけ抜いたわけじゃないと言いたいだけです.特に3番目の「買わない月は全く買わない」が多分リアルで,いろんな調査見ていると月額では3万なんてもってのほかですが,みんな多少は貯めてまとめたお金で服買っているんだろうなということが推測できます.まぁ,それでも月1万も無いし,このマイナビの調査をベースに試算しても約8000円×12ヶ月で96000円程度,本当に3万だとしたら頑張って3着しか買えない計算になります.

 

以上より結論ですが.やっぱり一着3万の服をそのまま買う女性って言うほどいないんじゃないでしょうか.これだけデータ見てりゃ皆さんも分かっていただけたかと思います.

もちろん,良い服を買って長く使うという発想もあるでしょう.その論ならもうちょっと買える服の数も増えるでしょうし,多分金額的にイケそうな気はします.ただ,だとしてもやっぱり一着3万は言いすぎなんじゃないですかねぇ.この数字からしたら,せめて1万ぐらいじゃない?ちょっと盛りすぎでしょう.もし盛ってないって思いつつ呟いたんだったら,それはあなたはお金があるからなんじゃないですか?.とか.勝手に想像していました.

まぁ,極論身銭を切って服を買うほどおしゃれ好きな方もいるんでしょうから,一概にどうって言えたもんじゃないんでしょうけどね.ただ一般論としては,これまで見てきた話でそれなりに言うことは言えるだろうと思っています.

 

で,この記事書いていて頭に浮かんだのは,今回の件って別におしゃれしてる女性とオタクの対立構造なんかじゃなくて,実はものに3万使うことができる人たちとものに3万なんて使えない人たちの対立構造なんじゃないかな,と.雑に言うと貧富の差.もっと大きくくくった人たちの話.金持ちが貧乏人を煽った.そんだけ.

これはただの経験則というか,普段からTwitterをやりまくってるクソオタクだから言える話なんですが,このツイートやたら伸びてるんですよ.いくらオタクdisりでも5万RTって相当ですよ.内容の煽り方も完璧ですから,それもあるのかもしれませんけど,実はそうじゃなくて単に「服に3万使うの?」みたいな意味でのRTもすくなからずふくまれてんじゃないかなぁ,とか妄想していました.

 

まとめると.ノブレス・オブリージュじゃないですが,金持っている人が自分の普段の金銭感覚でTwitterなんか使うと燃えやすいから気をつけようという話でした.

 

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