はひふへほ

ゲーム,雑記,美味い飯.時々アイマス.

人生をネットに売り続ける

3連休で書き溜めしている記事なので,今日はちょっと真面目に.某所で話題になったらしい.

hanatsubaki.shiseidogroup.jp

 

この漫画は確かに思うところがあります.一緒に過ごす人に無断でこういうことされて良い気分にはならない人もいるでしょう.ただ,この漫画を読んで「人生の切り売り」という言葉を使っている人がいたのは,個人的には違和感を覚えました.

私は基本的にブログに書いている人間で,比較的人生を切っては売り切っては売りしている人間だと思います.が,そもそもの話として,私は人生を切り売りしていない人間なんて世の中には存在しないと思っています.自分のことを話すということは,それだけで人生の切り売りだと思うからです.

もちろん,切り売りの度合いにもいろいろあると思っています.それがどれだけ「人生」なのかは人によって違いますし.あとは人生を売り払う範囲.インターネットもあれば,友人もあるだろうし,講演会的なものもあるだろうし,この辺もまちまちかと.

 

結局のところ,自分が人生を開示していいと思う範囲がどんなもんなのかによって話が変わってくると思います.

ちなみに私はそのへんがゆがみきっていて,インターネットではわりと安売りしているが,知人,友人レベルになると途端に値段が高くなる.というか,ほとんど売らないレベルです.多分普通の人は逆なんでしょうけどねぇ.

変な言い方ですけど,インターネットの方がある意味信頼できるんですよね.個人じゃないけど,空間を信頼しているというか.こっちのほうが心地よくて,こっちに居座りたい気持ちが湧いてきてしまいます.

こんなことをしているから,コミュニケーション能力が欠如しているって色んな人に言われるんですよね.自分で書いてて納得感があります.でもお前らは信用していないから.売りたくないです.

 

なんだかしんみりしてきたので今日はこのへんで.