はひふへほ

ゲーム,雑記,美味い飯.時々アイマス.

シンフォギアライブ2018に行きました.俺達は,歌が死なないことを知っているッ!

はじめに

この記事は完全に適合者に向けて書かれています.そうじゃない人はこの動画の最初6分を見て,いいアニメやんって思ったら1期から見直して4期見終わったら戻ってきてください.要するに,ついてこれる奴だけついてこいッ!!

 

6分で分かるシンフォギアとは (シゼンニキビシイシンフォギアとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

ついてこれる奴だけついてこいッ!とは (ツイテコレルヤツダケツイテコイッとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

絶対に取れないと思っていたシンフォギアライブ2018のチケットがうっかり取れてしまったので行っていきました.私は2日目のみの参加で人生初のシンフォギアライブですが,マジでやばかったです.これは中毒になる.今まで経験したライブの中で一番満足度が高かったかもしれません.それぐらいに熱いライブでした.内容の詳細やセトリについては以下の記事に詳しく記載されているのでその辺をご参照いただければ.

www.animatetimes.com

 

いつも通り感想をずらずら書いていくんですが,正直今回はちょっと乗り気じゃないんですよね……というのも,今回のライブってもう魂で感じるライブだったから文書化できる気が一切しません*1.どうすんだこれって思うんですよ.でもね,でも,だとしてもッ!書かないと何も分からないんだよ!参加しなかった人とこの気持ちを分かち合いたいんだッ!だから書くんだ!*2

 

注意アナウンス・規制退場

いきなりですがライブ本編と全く違う部分の話を.注意アナウンスと規制退場はエルフナインが喋っていたんですが,ライブ前の注意アナウンスから既にシンフォギアの世界観全開でした.

 規制退場も各座席ブロックを指定するんですが,これの内容もシンフォギア感満載.

スタッフに扮した黒服のS.O.N.G.職員のお兄さんが淡々とシンフォギア用語を読み上げていく絵面はなかなかにシュールでしたが,こういう細かいところまできっちり詰めてくれる辺りには愛を感じました.さすが国連直轄の機関だ……ライブ会場におけるゆりかごから墓場まで完璧にカバーしていやがる……仕事ができる連中だぜ…….

 

ライブについて

端的に表現するながら,誇張ではなく,字そのままの意味で「最高」でした.最も高い質の?というより高まる?ライブでした.いわゆる高まるとちょっと語義が違うんですが,あの場にいるとなにかが湧いてきます.もうなんか分からんけどすげぇんだよとりあえず.序盤でも書いていましたが,歌声から魂を感じました.

なんだか分かりませんが,歌は本当にすごいんだと思いました.歌って,なんかすごいんだよ.分からんけどすごいんだ.分かるだろう?(分からない)(伝わらない)(相互理解不可)(全部 バラルの呪詛のせい).作中の設定を使ってごまかしていますけど,これほど自分の語彙力の足りなさを嘆くことはありません.

目の前で歌っているキャストの面々の声を聞くと空気の振動を通して歌が聞こえて,音が聞こえて,それが鼓膜だけじゃなくて魂を震わせるんです.それを聞いている・感じているだけで体がポカポカしてきて,あぁ,俺は今,歌で熱くなっているんだっていうのが分かるんですよ.この,ある種恍惚としたものを感じたことってこれまでのライブでは一度も無かったんで,シンフォギアライブやべぇなってなりました.今までのライブで感じた満足感とは別軸で,ぶっちぎりでよくわからない異常値が出ているって言うでしょうか.虚数軸振り切っているっていうの?なんかそんな感じなんです.本当にすごいよシンフォギアライブ.

当然のことながら皆すごい.なにこれって言うぐらい透き通った声出るかと思えば圧を感じるほどの迫力ある声まで出して,はぁ〜〜声優ってすごい〜〜〜ってなっていました.きりしらコンビのハーモニーとか聞いてて変な笑い出てきますし,錬金術師トリオにせよメインキャストにせよアカペラから始まる曲の雰囲気とか,品格のようなものを感じました.シーンとした会場中に一本の線が綺麗に引かれるように綺麗な歌声が響いていて,これは誰かによって壊されない尊さっていうのかな.なにかそういうのを感じていました.

デュエットでは「そろそろ本気出してもいいっすか」と言わんがばかりに爆発するキャスト各々のポテンシャルで無事死亡.そしてそれに死にながら対応する会場の熱気もヤバい.もうあれ客と演者が実質戦ってるんじゃないの?って感じでした.言ってる自分もよく分かりませんが,実質殴り合いみたいなライブです.でもこういうの大好きだから最高でしたほんと.

そしてなによりやはり主人公を演じている悠木碧さん,というかあの場はもはや主人公である立花響その人だったんですが,あの方の歌から感じる熱量,そして誠実さはすごい.これは効くね.色んな所に効く.絶対精神にいい影響を及ぼすタイプの歌声です.

 

シンフォギアのポテンシャルについて

それと, アニメ4期11話で出てきた「花咲く勇気」という曲があるんですが,この曲もアニメ見ていた人間にはそうとうヤバい演出が.具体的には本来歌っていないはずのキャストであるサンジェルマン役の寿美菜子さんが楽曲に参加して悠木碧さんと2人で歌うという激エモ展開です.本編では2人が共闘するシーンで流れる歌だったものの,CD版,アニメ放送版どちらも悠木碧さん1人の歌だったんですよ.それがようやく二人で歌っているってのが,エモい.これはエモいです.ライブ会場でメンバーが変わって1曲歌うだけで,それが有る種のifストーリーとして成立するシンフォギアはむちゃくちゃやべぇコンテンツだと思いました.そういうポテンシャルがあるのかこのコンテンツはという気づきがありました.やっぱりシンフォギア好き…….

しかし最初から最後まで客もキャストも魂を削って参加している感たっぷりです.悠木碧さんがMCの途中,客である適合者とコールアンドレスポンス的なことをしようとした際に言及していましたが「シンフォギアなので練習もありません,喉から血を吐くほど声を出してください*3」とかサラッと言っていてやっぱり命削ってるなぁと.当然私も血は出ませんでしたが死ぬほど声出して返ってきました.この本気感というのでしょうか.本当に削るものを削って作られているコンテンツだからこそこんなに素晴らしいんだなという納得感がありました.

 

おわりに

ほんと,何なんですかねこの文章.自分でもよく分かりませんが,一言で説明しきってしまうと「楽しかったです」に尽きてしまいます.なんか分かりませんけど,命を昇華してでも参加したい何かがこのコンテンツにはあるんだよッ!分かるだろうッ!適合者のお前ならッ!って感じですかね.いや,本当に,このライブの熱量を構成する一部になれたことが誇らしくてたまりません.参加できて本当に良かったです.

なんか新作の予告映像でちらっと最後とか見えた気がしていて,ひょっとして次のXV(エクシヴ)でシンフォギアは完全に終わっちゃうんじゃないかとちょっと不安になっていますが,考え直すと,それで本当に終わるってことはないんだろうなと.タイトルに「歌は死なない」とか書いていましたが,これは本心です.アクシアの風とか聞いていて,もしも歌に生死が存在するならば,本当にこの場で聞いた歌は聞いた人間が死ぬまで死ぬはずがないだろうなと思いました.それぐらいすごかったです.

次のシンフォギアライブ,このままのペースだと東京オリンピックと同じ2020あたりにやりそうな気がしますが,ぜひともAXZでさんざん出ていたさいたまスーパーアリーナあたりでドカンとやっていただければと思います.会場のキャパの大きくなるペースから考えても,そろそろいいんじゃないですか?SSA.みんなで行きましょうSSA.というかSSA……でやりましょう.ぜひ偉い皆様,お願いします.

 

 

 

7000円程度でライブ見放題って安くない? 安いよね?じゃあ,分かるよね?(買え)

以下,有る種の私怨について.

 

蒼井翔太さんこわい

やっばい.

 で,こうなる

 MC中も終始ずっとキャラ声の女の子にかなり近い声で話していらっしゃって,なんなんだこの可憐さはと尊さを感じていました.もう性別とかどうでもいいんじゃないかな.いや,本当に,これは見るタイミングによっては道を踏み外すきっかけになるんじゃないの.いや,私は既に若干踏み外しているんですけど.怖くない?蒼井翔太さん,三周ぐらい回って怖くない?はぁ〜〜〜好き〜〜〜〜〜.

とりあえずCD買ってみますかね…….うん…….

*1:普段ならライブがあったら1週間以内に記事を書くんですが,今回はかなり難産だったのでこのタイミングです.

*2:ずっとこんな感じで行きます.覚悟してください.

*3:うろ覚えだけど血について言及していた