キンプラ応援上映にも初遭遇した話
うん,そう,また,なんだよ.また,行ってきたんです.
これまでのあらすじはこちらからどうぞ.
前回の記事も相当反響があって,こりゃ応援上映行くしかないなという気持ちにはなっていたんですが(まぁ無くても行くつもりだったんだけど),いろいろ忙しくって今週に入ってようやく行けました.ので,今日はそんな話です.
例によって当時のツイートを貼っておきます.上映前はなんかこんな感じ.
あと数十分でまた異世界に行ってきます。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
キンプラ応援上映行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
仙台のエリートの皆様、隅っこにいますのでどうかお手柔らかに……って言うかやっぱり女性しかいない!!!!
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
まぁ,なんとなく気まずいよね,やっぱり.前回より劇場自体も狭めでしたし,その割に人が結構はいっていて(6~7割は席が埋まっていました),その方々が全員女性ということで,それなりに辛い感じにはなっていました.とは言え,映画本編自体はもう最の高であることが分かりきっていたので気楽な部分も多少はあったんですが.
席はエリートの皆さまを見るという意味でも後ろのすみっこの方を取っていました.結果的にこれが大正解で,まぁ,その辺はおいおい説明します.
時間なので今度こそ消えます。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
で,例によって上映後の私のとちくるった様子を御覧ください.
やばいしか言ってない
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
は???なにこれ???
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
すごすぎてなんか頭が追いついていない
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
今日行って大正解だった。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
これはね、行ったほうがいいですね。いろいろこう、概念を壊してくれる。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
まず,行ったことがない人は行ったほうが良いです.すごいです.前回もそうですけど周りが女性とかどうでもよくなりました.なんか,すごいです.参考までに,私の思考が追いついてきて出た最初の言葉を載っけておきます.
キンプラ応援上映すげぇよ……なんだよ……映画は見るもんじゃなかったのかよ……
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
もう,間違いなくこの映画は見るものじゃない.体感,経験です.言葉にしづらすぎる.なんだこれほんと.おかしいだろ.なんなんだこれほんと.間違いなく既存の映画体験とは異なる何かなんですよ.映像に参加というとライブビューイングに近い文脈になるので,やはり“応援”という言葉を使うのが正しい気がします.この応援,すげぇ.一つの映像を見てみんなで一体化して応援するのすごい.
あまりに凄いことが発生しすぎて数日経った今文章におこそうとしていてもかなりこんがらがっているので,見出しを作って少しずつ溶かしていきたいと思います.
応援上映,VRを越えている
キンプラ応援上映見ました。VRゴーグルを投げ捨てて映画館に走れ。今すぐにだ。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
まず,キンプラの応援上映,VRです.いや,VirtualじゃないからもうただのRです.Reality.もういっそのことReal.現実です.いや,現実だから現実なんだけど,あの場に行くと映像と現実の境界が曖昧になります.VRゴーグルもARデバイスも何もかもどうでも良くなります.我々はペンライトというデバイスを使えば新しい現実を体験することができます.
映像中で歓声が上がるシーンは本当にみんな歓声を上げていて,今自分が聞いている声は映画館から発せられているものなのか,それとも周りのエリートのみなさんから発せられているものなのか,本当に区別がつかなくなります.自分がどこにいるのか本当に分からなくなります.こんな体験,今までしたことがありません.
特に感動したのはシンさんがプリズムラッシュ(これちょっと怪しい)するシーン.こう,会場にいるお客さんのところをシンさんが滑っていくと,周りにいるお客さんのペンライトが一斉に色んな色に,虹色に輝いていくっていうシーンがあるんですけど,あのシーンでみなさんがペンライトの色を劇中と同じように一斉に色変えだすんですよ.
もう,本当に感動して鳥肌が立っちゃって.映像の延長線上に現実が本当に存在しているってこういうことなのかと.だから,応援上映って言ってますけど,ある意味お客さん側も映画の制作に加わっているんですよね.なんなんですかね,これ.とにかく的確な言葉が浮かばない.とりあえず言えるのは,今まで自分が経験したことがない現実を経験できるのが応援上映です.
応援から感じたプロ意識
行くまで全然わからなかったんですけど,応援上映,おもったよりも穏やか(詳細は次の見出しで書きます).
事前に私は,特定のキャラが出たときにそれを好きな人たちが「ギャー!!!」みたいな展開ばっかりだと思っていたんですが,基本的に映画の視聴を邪魔するようなことはなくて,的確なタイミングでみんな息を呑んで驚くし頑張れって応援するしきゃー!って黄色い歓声を上げるんですよ.
この後も言及しますけど,こういうことをしているからと言って本来の目的である映画を見るという行為を一切ないがしろにしていないってのもまた素晴らしいところで.やっぱりそこはちゃんとしているんですよね.
わかりませんけど,こち亀のあの,「アオいいよね」「いい…」の画像を思い出します.わかってるからこそ騒がないというか,そういう玄人感がありました.
で,これを個人的にどういう風に思ったかというとですね……,
主にデレマス勢の皆さま向け:応援上映は「70分間おねシンが続く環境」
キンプラ応援上映ですが、アイマスの皆様にイメージをお伝えすると、おねシンが1時間近く続く感じです。次何くるか知ってるからみんなバンバン声出すし、光る棒で王の字作るしポールダンスもブレイクダンスもします。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
( 気になると思いますが,ポールダンスとブレイクダンスと王の字の話は次で話します.覚悟しとけよ)
良くも悪くも私が映画館で光る棒を降った経験がある(シンデレラガールズのライブビューイングです.今年だけで5回ほど行っています.)ので,どうしてもそことの比較に重きをおいた感じになってしまうんですけど,応援上映はシンデレラガールズのライブで言うところの「おねシン」が70分間ぶっ続きになっているような感じなんですよね.
これ,分からない人がたくさんいると思うので説明すると,アイドルマスターシンデレラガールズのライブのアンコールでは,毎回披露しているお願い!シンデレラという我々にとっての国歌みたいな曲があるんですが,そのコールってのは,毎回披露するだけあってお客さんもどのタイミングでコールするか知ってるし,次に何が来るかも知っている予定調和が4分半ぐらい続くんですけど,それがまぁめちゃくちゃ楽しいものなんですよ.
要するに言いたいこととしては,その場にいる9割5分ぐらいの人が的確なタイミングで結構な声で発声して場を盛り上げるみたいなことができる超楽しい曲がシンデレラガールズのライブにおける「おねシン」なんですが,私は応援上映からそれに近いものを感じました.
良識と経験に基づいた,台詞と曲に耳を傾ける秩序をつくり,それを壊すタイミングが来た途端に一気に声を出して壊す感じがもう,明らかにプロ.エリート.みんな,わかってるんですよ.そういう空間の居心地の良さってのを個人的には知っていたので,文脈は違えど応援上映から心地よいものを感じていました.
これで興味持ってくれる人がいるか分かりませんけど,デレマス勢の皆さまもほんとキンプラ応援上映超楽しいからぜひ行きましょう.すっげぇから.別にコールとか覚えていなくても,あの空間にいるだけで楽しいよ.ぜひぜひ.
芸術点が加点されるペンライトの使い方
はい,こっからが問題なんですけどね…‥.何なんだよほんとペンライトの使い方!すげぇっていうか何なんだほんと!!ちょっと文だけで書いて何とかできるもんでもないと思うからパワポで絵を描いたので共有するよ!!
まず紹介したいのはブレイクダンス(というか,タイガくんと我らがアレクのバトルシーン).
まぁなんというか絵にした段階では動きがなさすぎてあまりにも「せやな」感があって微妙なんですけど,これ本物をみるとヤッばい.みんな狂っちゃったんじゃないかと思うぐらい回す回す回す.いつもより多めに回しておりますって感じ.客も応援しながら明日の筋肉痛と戦っているのではないかと思うほど.気迫が,迫力が違う.
あと個人的に結構凄いと思ったのがルヰくんのショーのシーンなんですけどね.
これ,ペンライト二つ使ってポールダンスを表現しているんですよ.やっばくないですかこれ?表現力が高すぎでしょ!2本のペンライトでフィギュアスケートの芸術点の存在価値が全然わからなかったけど今なら分かる気がするよ!
そして極めつけが,これだ.
十王院財閥のシーンでカズオさんがなんだか偉い人と話しているシーンがありますけど,そのシーン中に急に下の方のエリートさんが,2人で協力して急にやりだすんですよ!気づいたらなんか王の字がそそり立ってるんですよ.しかも2組.
いや,正直,失礼なのを承知でいいますけど,パッと見た瞬間に「なにやってんだこいつら」って思っちゃいましたよ.なんだこれ.なんなんだこれ.いや,ほんとなんなんだこれ.ただ,すごい,臨場感がある(褒めてるつもり)
そして,前にも描いたけど,どれだけ応援に熱が入ろうが映画をみることは絶対に厳守!視線は絶対にスクリーンから外さない!もちろんふたりで協力してペンライトで王の字を作っていても止めない!やばい!やばい!
追記:あと,ここには書いてから思い出したんですけどカズキ先輩がブレイクダンス→滝から落ちる→水から顔を出すあたりとか表現力とか凄いんだよ.ペンライトの動かし方で完全に表現しているんだよ.ヤバくない?
あと個人的に一番感動的だったのは俗に言う色合せ.キャラが喋るごとに色を 的確に合わせていく(というか多分あれペンライト側の設定でもともとそれがやりやすいようにしてある)のがもう,本気すぎてやっべぇという気持ちになりました.
やっべぇぞ……間違いない……やっぱりこいつらプロだよ……,エリートだよ…….ちょっと映画を見に来た程度の私なんかじゃあ比べ物にならない……完全にこのコンテンツを応援する方法を熟知していやがる……!!!!ペンライトで映像を盛り上げる方法を,映像に合わせた表現を易易とやってのけやがるぞ……!!!!
そう言えばキンプラ応援上映のペンライトの使い方の既視感なんだっけと思ったら思い出した.HELLSINGのアンデルセン神父だわ.
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月23日
で,こうなった
これはね、ハマる人いるの分かるわ。作品単体でもあのクオリティなのに、こんなもん体験したら抜けられなくなる気持ちわかる。
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
ほんと,凄い体験でした.あまりにも未知の体験で衝撃も大きかったですが,とりあえず楽しかったことだけはちゃんと覚えています.楽しいんですよ.私隅っこで拍手していたぐらいしか応援らしいことしてなかったんですけど,それでもこんなに楽しいとは思わなかったです.皆で盛り上げようっていう気概を持つと,映像ってこんなにも素晴らしくなれるんだなぁと.ほんと最高.だんだん語彙力がなくなっているのわかります?これね,最高だからなんですよ.
初めて応援上映行った時、劇場中の観客全員がこの映画を楽しんでる!っていう一体感が楽しくて脳が溶けるかと思ったんだよね。
— 茗@〆切7/31 (@Mei0r) 2017年7月19日
わかるーーーーーーーそれーーーーーーーーーー
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
完全に同意したとき人は記号をたくさん使うことで知られています.
それはそうと,この皆して楽しんでる感は多分どんな文脈でも感じられることで,まぁ,楽しくないわけがないんだよね.ほんと超楽しいのよ.
キンプリ→キンプラ(通常)→キンプラ(応援)と見てきたけど毎回期待を超えて行くからほんとこのコンテンツ怖い
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
キンプラ怖い.
(これね……タイミング合わせて的確に喋れるようになったらもっと楽しいはずなのよ……そこまで行ったらあれだね……沼に肩まで浸かる感じよね……)
— はぎょう@デレ5th福岡両日、SSA初日 (@ha_gyou) 2017年7月19日
私はまだまだ素人のままですが,それでも楽しめたので,やっぱり行く価値はあると思います.なんか,毎度描いている気がしますけど,兎角手を出してみてほしい.こんなに刺激的な70分は久しぶりでした.ぜひぜひ.
終わりに
TOHOシネマズ仙台での上映が終わってしまったということで,当分キンプラとはお別れ…….当然このキンプリ・キンプラの一連の記事も今回が最終回ということになります.なんだか,言いようのない寂しさがあります.ここ数週間このコンテンツのお陰で色んなことがあって凄く嬉しかったですし,なにより本当に楽しかったんですよ.だから,ほんと感謝しきれませんね. ありがとうキンプリ.ありがとうキンプラ.ありがとうプリズムの煌めき.
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KING OF PRISM Music Ready Sparking!
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おまけ
…
……
…………
………………
……………………!!!!!!
はああああああああああああああああああああああ行きますううううううううううアレクの腹筋爆弾の臭いかぎに行くううううううううううう
というわけで,次回,キンプラ4DX上映にも初遭遇した話でお会いいたしましょう.
Thenk you & Goodbye 青春 forever……