はひふへほ

ゲーム,雑記,美味い飯.時々アイマス.

シンデレラガールズ5thライブSSA公演初日の感想,記憶がありません

はいこんばんは.いつもどおりSSA初日の記事です.ツアー最終地ということで気合い入れて見に行きました.で,いきなりですが,謝罪させて下さい.今回は現地参加(ただしレベル500,この辺は後々触れます)だったのでまぁ,楽しくないわけないんですけど,だからこそ,興奮しすぎてまともに見られなかったんですよ……だから正直今日の記事ってまぁ,多分内容普段より薄くなってそうな気がしてしまっていてですね…….その辺はご容赦の上ご覧いただければと思います…….では,いつも通り目次をば.

 

 

で,いきなりですが.

 

SSA公演に全体に対して物申す

追記:今記事を書き終えたんですけどね……(このあとMC短いって話をするんですけど)確認したら私そもそもMCの記憶がほぼすっ飛んでいるんですよね……ひょっとして本当は今までの公演と同じぐらいちゃんとMCやっていたのでは……?でもライブ中に時計全然観てないからわからない……?わたしだけだったのかな???そういう風になっているのでこの見出しの部分は話半分で読んでいただけるとありがたいです.

 

はい.別にSSA初日に限った話じゃなくて二日目もなんですけど,少しだけSSA公演に文句を言わせて下さい.といっても,もう,分かる人もいると思うんだけど,とにかくMCが短すぎる…….とにかく短い.地方公演全体を通してずっと見ていたからこそ言える話なのかもしれないけど,ほんとうに短いんですよ.もちろんその分セトリがはっちゃめちゃに良くってそちらはもう,さすが千秋楽!という感じでここは絶対に評価するべきだと思うんだけど,その分MC時間が短くなったのはあまりにももったいないなぁと…….

特に初日に関しては,周年ライブ初参加の田澤さん,原田さんがいたにも関わらず,お二人に触れる時間があまりにも短かったように思えてですね…….こればっかりはやっぱりセトリをあんな形にするためなんでしょうけど,終わってから少しやりきれない気持ちが湧いてきました.田澤さんは今日のデレラジに出演なさるということで,そこでいろいろお話してくれると嬉しいなぁと思っています.もうちょっといろいろ聞きたかったんだ…….大阪のちよちー,ひよりん,福岡のなぁさんとかさぁ,やっぱりあれぐらい喋る時間があると嬉しいなぁ…….次回はもうちょっとなんとかしてくれるとうれしいです……って後でアンケートに書いておきます.

 

はい,気を取り直します.べつにだからってライブが残念だったわけではありません.もちろん最高だったんだよ.こっからはいつもの感じで好き勝手書いていきます.毎回書いていますが,前の公演で触れた曲だったり出演者さんだったりについては書く量が減っているのでお察しください.それでも適当なので結局自分の裁量で書いています.よろしくお願いいたします.はい,行くぞ.

 

 

開演前のちひろさん&注意事項

今回とうとうちひろさんの生ナレーションが実現.今日の気温を読み上げたりしていて,おいちっひー来てるのかよちっひーちっひー!ってなっていました.

あと「あの,じゃあ赤とかにしてくれます?」とか言って,P達のペンライトの色を変えて遊ぶちひろさんも,「もしかしてその緑色は私のことだったりします?」とか言ってるちひろさんも最高です.ただしお前に吸い取られた金は忘れないからな.

その後,提供読みに入る前のちひろさんのナレーションも良かった.「あの,お願いがあるんですけど,今回の協力会社様も,あの,凄いことになっていまして,あ,そしてあの,もちろん,途中休憩はございませんので」って言った時のあの会場の盛り上がりようすっごいよね.途中休憩がないって言われて盛り上がるの毎回恒例だったけど,それが生だからね.まぁ会場も揺れますよそりゃ.最高.

 

↑いろんなことがありすぎてとんでもないことがあったことを忘れている人のツイートです.

 

そしていきなり始まるシンデレラガールズ劇場による注意事項.普通にちゃまと三船さんと早苗さんが出てきて動いていて,しかもこのために映像作ったみたいで驚いていました.あと,心なしか普段より返事の「はーい」の声が大きかった気がします.まぁそりゃあ,開演前からこんなことされたらテンション上がっちゃうもんなぁ.

 

で,いざ開演といったわけなんですけども.YPT後いきなり来た時のこの流れが本当に本当にたまらなかった.

 

アップルパイ・プリンセス

この曲を,この曲をライブでどれだけ聞きたかったことか.

ごめんなさい,とっても個人的な話をさせてください.私がシンデレラのライブにはじめていった3rdの初日で実は一番期待してたのがこの曲だったんですよ(当時は担当と言えるレベルじゃないですけど,とときんがアイドルの中で好きでした.モバマスのリーダーをシンデレラガールのとときんにしてました).でもその後ダチャーンが出演できないってのが確定して無茶苦茶落ち込んで,実は少し行くの面倒くさくなっていたぐらいで.

それが今回,初日全員が並んで自己紹介していた時にダチャーンがいなくって,イントロかかって,ステージ中央の扉から出てきた時のあの興奮は本当に,本当に,待ってたんだよ!!待ってたんだよ今日を!って.ごめんなさい,正しい日本語にできる気がしないんだけど,ほんとうに待ってたの私.あのちょっとイントロ長くしている演出もなんつーか憎いことしやがるなぁ,ほんと.あの時の会場のざわつきもすっごかったのを覚えています.

歌自体はもう,とときんなんだよね.ダチャーンって昔ソロで本人名義でCD出してる方なのでそちら聞いてもらうと分かると思うんですけど,声が全くもって別物なんですよ.わかりやすい例で言うと一ノ瀬志希役のことみんに近いものがあるんですけど,それが歌声レベルで発生しているのをイメージしていただければ.それで,最初から最後まであの良い意味で甘ったるい声で,十時愛梨なんですよ…….これが現地で見られたのが本当に良かった.ずっと見たかったから嬉しかったです.

あと,ブロック後のMCでれいちゃまと話した後に旗をステージのセンターに刺したあのあたりとか,ツアーにあぁいう形で参加してくれるってだけでもう,エモさの塊でね…….こういう形で出演してくれた原田さんにほんと感謝しか無いです.ありがとうございます.

 

追い風Running

前にも書いたので短めに.以前静岡公演のLVでも見ていたしまゆきさんを現地で見ました.やっぱりヤッバイなぁこの方のパフォーマンス.キレッキレのダンスに通りの良い歌声,そしてサビのラストのウインクですよ……すっごいなぁあれ.アリーナの前の方で直接見た人たちみんな死んじゃうんじゃないの.ほんと良い.これはファン増えるだろうなぁ…….アース・スターのイベントとか行く人増えそう.というか増えてほしい.

 

Kawaii make MY day!

予想はしていましたが,メローイエロー全員でフル初披露のKmMdですよ!!!「画面の中の女の子 可愛すぎて大問題です」を歌っているモニターのしもじーさんがそもそも可愛すぎてこっちが大問題!コールの「緊急集合〜(集合!)」,「頑張って!」,「頑張った!」も結構揃っていたし,というかこの時の3人も可愛いし,何よりみんなで3人に向かって「かわいい!」ってコールできたのがすっごく楽しかったのを覚えています.

2番の歌詞も(うろ覚えですが)「流行りのアクセを付けても 流行りの女の子になれない」とか,「モテたくておしゃれしてない(みたいな感じ,完全に覚えていない)」とかのあたりがいかにもあの三人って歌詞で良いですね.早くフルで歌詞をちゃんと読みたいところです.

はぁ……ほんとあの三人可愛かった…….曲終わってから「カワイイ!」って言ってしまった…….

そういえば名刺交換したメローイエローPの方は気を確かにしてらっしゃるんでしょうか.元気だと良いな.私が担当だったら間違いなく卒倒していますね.

 

桜の頃(のひよりんとますみんについて)

春霞揃ってるんだからこの曲やるだろうなぁとは思っていましたが,僕正直この曲,殆ど落ち着いて聞けていなかったんですよ…….

 

 

うん,はっきり言ってですね.この二人の揺れるポニテしか見てなかったんだ…….すっごい理想的な揺れでね……冷静に考えるとシンデレラで声付きでポニテの髪型のアイドルってこの二人しかいないような……いや,いる気がするけどライブでポニテやっていないような……とりあえずこう,自分本当にそこしか見てなくって,完全にやらかし案件でしたこの曲は.でも好きだったんだ許して…….

 

 

Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~

Sweetches揃っているんだからこの曲もやるだろうと思ってました.フルメンバーこの曲は相変わらず雰囲気が独特だし後半の台詞のあたりとかやったら怖いし(この台詞のダチャーン,圧がすごかったのを覚えている),良くも悪くも前後の雰囲気を完全に壊す曲なので,セトリのどの辺でやるのかなぁと思っていたら結構前の方で来ました.っておもって今セトリ見返したらユニット全員揃った曲がこのブロックは3曲も入ってるのかよ……冷静に見直すと前半でとんでもないことしているなぁSSA初日…….

曲中はSSAがファンタジックな世界になっていました.この曲中ってペンライトがピンク,緑,黄色あたりで埋め尽くされるんですけど,その風景が如何にも妖艶という感じでP側の雰囲気も独特でした.あと,当然っちゃ当然なんですけど曲とユニットメンバーの親和性がむちゃくちゃ高い.石川でやった時よりもガッツリ聞けたのもそのせいかなと個人的には思っていたり.

 

命燃やして恋せよ乙女

しゅがはさんの「崖っぷちの乙女」が最高でした.某パイセンと比べたら言うほど崖っぷちじゃないぞ☆とか思ってしまったのは内緒.というかこの台詞のところ,真面目なんだかウケを狙いに行ってるんだか,笑っていいのか駄目なのかよく分からないんだよなぁ……ww幕張のさやさや曰く「オチじゃないです(やんわり反論)」だったから本当は笑っちゃいけないところなんだろうけど,まぁ,くすくすしてしまうよね.

宵乙女はそもそもユニットのメンバーの色気強いから(今回一人欠けていた&冷静に考えたら自分から色気を出しに行っている人が一人いる気がするけども),その点この曲はよく出ているなぁと.やっぱりメンバーフルで聞きたい気もしますけどね.

 

 

マイ・スイート・ハネムー

個人的に一番見るべきではなかったと思ったのが,これ.いや,急に何disってんだって話に思われるかもしれませんけど,あのね,

 

 

日本語が使えなくなっていたのでまきのんって言えていないんですけど,ほんとさぁ,まゆPの気持ちが痛いほど分かると言うか,まゆ,まゆ,まゆやばい.まゆすきって言ってる人の気持がわかってしまった.これはヤバい.語彙が死んでる.やっばい.なんだろう,もうエキストラで良いからまゆの実在する世界線に飛ばしてくれって感じ.

 

animationsong.com

 

改めて歌詞読むとほんと尊さにあふれている…….まゆには幸せになってほしいなぁ…….純粋すぎる純愛している娘私大好きだと気づいてしまった…….

 

With Love

ヴェールも手袋も曲中の台詞もほんと花嫁感溢れていてさぁ…….マジ結婚して〜って叫びたかった.って思っていたられいちゃまが曲後のMCで「全員と結婚するつもりで歌った」って言ったので私たち結婚しました!

 

 

銀のイルカと熱い風

新曲!新曲が来たぞ!なんてったって夏の曲だから夏のライブでやらないわけ無いだろと思いつつも,でも新しすぎるからやらないかもなぁ,なんておもっていたらやってくれて完全にガッツポーズでした.

この曲,曲中にコールを入れるような部分ってそんなに無い方だと思うんだけど,会場中無茶苦茶に盛り上がっていました.ぶっちゃけあまりに盛り上がりすぎて記憶がほとんどすっ飛んでしまっているんですよ.ただ本当にすっごい楽しかったことだけ覚えている.かすかに残っている記憶としては,やっぱりCDメンバーのあやっぺがすごかったなぁと.俺も美波と夏の恋したい…….あとこの曲をありすちゃんと薫ちゃんが歌っているというのも何とも罪深い人選だと思います.やめろ.やめろ.犯罪者になる.

あと,何と言っても青いペンライトとUOを2本持ちで振ってる人がたくさんいて,その風景がほんとうに綺麗で,あのトラパルの真っ青な中にUOがちらほら見える感じっていうのとはぜんぜん違う,青3:オレンジ7ぐらいの割合で点描された風景がまさしく“夏”って感じで最高でした.この曲,夏じゃない季節でもぜひともやってほしいなぁ…….Snow Wingsみたいに季節関係なくガンガンやってほしい曲です.

 

 

で,でたぞ今回のライブの問題児!!!!!

 

Serendipity Medley

スペシャルゲストを呼ぶといって出てきたのがDJぴにゃ.サングラスから目が透けているのがカワイイとのキャストからの話があったが,こいつがやらかしやがった…….20分ノンストップでひたすらキャストが普段歌わないであろう曲をガンガン歌いまくっていくとんでもないメドレーだった…….何だこのセトリ…….とりあえず全部を取り上げられる気がしないので,こちらから確認していただければ.

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! SSA公演1日目 (2017/08/12) - アイマス楽曲・CDデータベース(情報まとめ)

 

で,どうなったかというと.

 

↑この52曲は全体で52曲なので,メドレーだけで52曲ではありませんので悪しからずっていうかそれでも52曲ってやっぱ頭おかしい.

 

私今回現地参加でレベル500だって話はさっき書いたんですけど,そのレベル500でも最前列だったんですよね.レベル500,400の最前列って行ったことある人なら分かると思うんですけど,落ちると危ないから公演中は基本的に立たないように指示されるんですよ.だから今回私はライブ通してずっと座りながらだったんですけど,今回ばかりはそれでよかったんじゃないかと思ってしまいました.これ立ってたら耐えらんなかったんじゃないだろうか……足ガクガクになっちゃうでしょ…….

 

で,さすがに全部取り上げるわけにもいかないので,個人的に印象的だったところをかいつまんで書いていきます.っていってもこのメドレーほんと激アツだったから選ぶのも心苦しいんだけどなぁ…….

あと,20分ぶっ通しでUOもバキバキ折りまくりだったことだけは覚えています.もう,折る折るみんな折る.折らないわけにはいかなかった.そんな感じだった.やっぱり覚えていない.

 

お願い!シンデレラ -Jazz Rearrange Mix-

 

メドレーの最初と最後はおねシンのジャズバージョンで,これが聞けることがあるとは思っていなかったのですっごく嬉しかったのを覚えています.あとこの曲のときは自然とコールが治まっていったのが印象的でした.なんつーか「分かる」の極みです.分かる.分かる.この曲は静かに聞くもんだよね.いいなぁ,ちょっとCD音源欲しくなっちゃったなぁ. → って思ったので買いました.

 

 

 

 

もう「7〜10日以内に発送します」になっていて同じこと考えたPがたくさんいたっぽくて笑っています.お買い求めはお早めに(急にアフィブログっぽくなったの許して)

 

大人達が歌う LET'S GO HAPPY!! & セクシーが歌う DOKIDOKIリズム

莉嘉Pなので莉嘉のペンライト持っていったんですけど,まぁ振る機会無いよなぁ……とか思ってたらまさかのうちの担当の曲がとんでもないメンバーにカバーされとる〜〜〜!!!!!!!というわけでピカピカガン振りしました.最高です.

宵乙女メンバーのはっちゃけたLET'S GO HAPPYもセクギルのDOKIDOKIリズムも良いもんですね…….セクギルの方はなんつーか,この二人の中学生時代の恋愛模様を妄想して,ついでにこの二人の中学生時代の体系を妄想してしまいました.間違いなくギルティです.

 

森久保が歌う あんずのうた

働きたくない森久保の出現したときの盛り上がり方がすごかった…….あんずのうたのコールができるとは思っていなかったけどそれ以上にこの曲でもやっぱり森久保が森久保で森久保ォ!ってなっていました.最後の「やっぱ負けだよね」の台詞も森久保で森久保でした.もう何言ってんだこいつって感じですけど,視線のずらし方とか,声のあの絶妙なざらつき感(伝わるかなこれ)とか,森久保でした.良い.

 

LOVE LAIKAが歌う -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律

担当の歌がとんでもないメンバーにカバーされとる〜!第二弾.興奮しすぎて全く内容を覚えていないですけど,この二人が蘭子の曲を歌ってくれたのがアニメのラブランコを思い出して良いなぁと…….最高ですね…….

 

絆の Never say never

まつえりさんの「凜!歌わせてもらうぞー!(例によって文字に起こすと大したことないがまつえりさんのあの通る声で叫ぶとエモさが極大値になる)」ではじまって無事死亡でした.

 

ミツボシ☆☆★ -For Minami rearrange MIX-

ミツボシのコールしたいな〜なんて思っていたら本当にコールできるとは思っていなかった!しかもミナミツボシだぞ!この曲ほんとうに激熱で,しかもBlu-rayのアレンジ版をライブで聞けるなんて思っていなかったから熱すぎてやっばかったです.私もみんなもUOバキバキ折りまくりです.

 

 

こんな感じで20分終了.終わる頃にはみんなつらい表情になっていました.もちろんキャストじゃなくてP側が,です.そりゃこんなもんされたらそうなるわ.楽しいけど死ぬ.綺麗な花には棘があるが、かわいいぴにゃはPを殺すですね(何言ってるか自分でもよくわからない)

 

 相方の歌を歌う メルヘンデビュー!(のMC)

でその後に出演者さんたちがメドレーを振り返っていくんですけど,しゅがはさんが「パイセン,パイセン,はぁとの歌どうだった?」ってウサミンに聞いて,ウサミンが褒めた時のしゅがはさんの「よっしゃよっしゃ☆」がちょーーーーーー可愛かったしこのやり取りが最高だったしで尊い尊い尊いぞー!

あと曲中の「キャハ,ラブリー26歳」も最高ですね.年齢を偽らないしゅがはの姉さん大好きです(他意はありません)

 

はい.そんなメドレーでした(もうなんかほんともっと色々あったはずなのに全然覚えてねぇ.すいません).

 

長い補記:サプライズゲストについて

で,関連するのでちょっとサプライズゲストについて話を逸らすんですけど.

去年SSAを見に来たときも急に下から色んな人が出てくるのを見て無茶苦茶盛り上がるところを見ていたので,それやったら絶対盛り上がるだろうし,まぁ今回もやってくるだろうなと思っていたんですけど,今回のSSA公演,というか5thツアーはまさかの最後まで「一切サプライズゲストを呼ばない」という結果になりました.一貫していてやることが統一されているのもライブツアーだからなんでしょうかね.

 

 

既にTwitterでは色んな方が言及されているので,その受け売りなんですけど,今回の公演は特にメドレーでは,歌う曲でガンガンサプライズして魅せてくれたんですよね.ここは本当にすごく良かったと思っていまして.

実は4thライブ終わった後にTwitterなんかを覗いていると,サプライズゲストの担当をしているプロデューサーの方々がまぁとにかくつらそうにしていて.来るのが分かっていたんだったらプレゼントボックスに色々入れたかったし,なんとしてもチケットを取ろうとしたしって,すごく悔しいというか,やりきれない思いの方がいたんですよね.

アイマスに限らずなんでしょうけど,はたから見ればサプライズゲストって出演者が一人増えるだけなので大したことないようにみえるんですが,そのゲストのことが一番好きで,なおかつその場にいられなかった人はとにかく残念でたまらなくなるんだと思います.

その点今回の魅せ方はある意味誰も不幸にならないというか,少なくともそういった悲しいことが起こり得ないという意味では,ある種の解決策だったのかなぁと思っています.今後もこんな魅せ方にしてくれるといいなぁ,とか勝手に思っています.

 

 

で,こっから先は最終ブロックなんですけどね…….今セトリ見てるんだけどはっきり言って全く記憶にないんですよ……楽しかったのは覚えているんだけどとにかく記憶がないのよ……セトリを見て「あぁ,この曲やってたなぁ」になってばかりなのよ…….なのでほんとうにちょっとずつ話をしておくと…….

 

 

モーレツ★世直しギルティ!

タイトルを今打っていて「なんてお馬鹿な曲名なんだ……」となっています.今回のパフォーマンスにより,お色気ビームはやっぱりサイキックパワーのあるユッコじゃないと撃てないことが判明したのが知見だと思います.セクギルメンバーのPは覚えておきましょう.

 

 

とか勝手に考えていました.

 

あんきら狂騒曲

宮城公演ではきらりが杏に抱きついていたのがSSAでは杏がきらりに抱きついていて,あんきらの尊さによって無事死亡しました.コールアンドレスポンスのアイマス最高も良かったなぁ……突発すぎて完全に対応しきれなかったのが悔やまれるところ.次はちゃんとやりたい.

 

生存本能ヴァルキュリア

アインフェリアの3人の格好良さもなかなかだったけど(クールタチバナもちゃんとクールだった),追加で入ったちょこたんとしまゆきさんやっばかった……特にしまゆきさんの髪が若干乱れていたあたり完全に戦闘中で激熱.

そして何より美波の「生き残れ」の強さが凄い.絶対生き残るという意志を感じました.SSA2日目,けやきひろばで美波Pと名刺交換した際に「やっぱりアインフェリアのセンターは間違いなく新田美波なんですよ!」って嬉しそうに話していた理由がむちゃくちゃ分かるってなりました.福岡で飛鳥がセンターやったのはもちろん大好きだったんですけど,元メンバーのセンターはやはり魅せるところ魅せてくれたなぁ,と.こうなると,はやく円盤がほしいですねほんと.

 

業務連絡

で,この後アンコールがあったりMCがあったり色々あったんですが,まぁ覚えていない.興奮しすぎて覚えていないんですよ.いかん.なので覚えている部分だけちょっとずつ書いていきます.

業務連絡について.6thアニバーサリーパーティがやっぱり個人的に一番でかい情報でした.前回は応募を忘れるというやらかしが発生していたので,今回はせめて応募するぞ.絶対行くからな.あとニコ生今回もよろしくお願いいたしますほんと.

 

アンコール

そしてアンコールMC.例によってぜんっぜん覚えていませんが,書けるやつだけ!

 

ちょこたん

まずはちょこたんから.いつもライブ最後のMCで絶対にささやき声で「だいすき」って言ってくれるのがほんともう猛烈に好きなので今回も拝聴させていただきました.ほんと,録音禁止だからできるわけがないんだけど,できることなら録音して飽きるまで永遠と聞きたい.飽きた後も苦しい時になにかにつけて再生したい.今回は「だーいすき」で,いつもよりちょっと長かったんだよ!好きです.次回も期待したい.

 

かりりん

石川公演の最後に「森から出た,久保」って言ったら,SSAの最後には「森久保,森に帰ります〜」って言ってて張った伏線を完全に回収したのが完璧でした.狙ってやっていたとしたらさすがだし,狙っていなかったとしたらまさしくSerendipity

 

まっこもっこさん

そのつぎ,まっこもっこさん,「次はCS」って言った瞬間にまたやきうネタ来た!と思ったら「Cinderella Storyまで張り切っていこー!(後半怪しい)」って言っててやはりまっこもっこさんはしゃべらせたらほんとなんでもできるな!最高かよ!2日目に名刺交換したユッキPが「昨日はうちの担当がCS決めてくれましたから」って誇らしげに言ってたのがちょっとうらやましかったです.

 

ひよりん

その次,ひよりん!個人的に大阪以降激推しなんですけど,その大阪公演でもちょっと言及していたるるきゃんリーダーとのお話が良かった(ただしうろ覚え).「夢は続いていくんだよ,夢が叶ったらまた叶えたい夢ができていくんだよ」って話しをまたしていて(詳細は大阪公演記事参照のこと).でも,あの時よりしっかりしていたんだよね.それが物凄く嬉しくて.次にボイスが付いた出演者さんに今度はひよりんが何か言ったりすることがあるのかなって思うとすごく楽しみでなりません.っていうか,そうなるんだろうなぁと思うと,やっぱりシンデレラ追いかけるの止められそうにないですほんと.

 

まつえりさん

そして最後,まつえりさん,もう,短いんだけどさ.「大好きだー!」で全部持っていった感じがしていてやっぱりまつえりさんは爪痕をのこす天才だと思いました.俺も大好きだー!

 

退場時のダチャーンについて 

そして,記憶がほとんどなくなっている今でも鮮烈に覚えているのはやっぱりこれ.初代シンデレラガールにして周年ライブ初参戦のダチャーンが今回の退場ラストだったんですけど.出る寸前のあの,あの時の「ありがとうございました」からのお辞儀と,それに答えるプロデューサーの歓声が本当に印象的で.変な話,この日一番の歓声だったんじゃないかってぐらいの大歓声でした.やっぱりみんな待ってたんだなぁって,あのときは鳥肌が立っちゃって.SSA初日のなかでも一番あったかい空間だったんじゃないかなぁと思います.ほんとダチャーン出てくれてありがとう…….ありがとう…….

 

 SSA初日を終えて

はい.

 

はい.

 

 

普段ならここでもうちょっといろいろ言及するはずなんですが(特にアンコール以外のMCについて),まぁ覚えていない.もうちょっと覚えているもんだと思ったら覚えていない.マジかよ.やっぱりSSA怖いわ……興奮しすぎると人間は記憶を保持できないんだなぁと……無理……いつもブログ書く事前提で見ているから多少は覚えているんだけどね……それぐらい楽しかったってことは覚えています.

逆に言うとそれ以外覚えていないからヤバいんだよなぁ…….この時点で普段より2000字ぐらい少なくしか文章化できていないあたりも本当にSSAのヤバさを感じています.時間は長かったはずなのに,むちゃくちゃ楽しかったはずなのになぁ……なんなんだろうなほんと…….

 

 

魔法なら仕方ないか…….

 

 

おまけ

ただ,やたらと覚えているのは,今回座席がレベル500だったので,アリーナ,レベル200〜400までのペンライトの色が全部見えたこと.もう,ほんとうに綺麗だった.一面の青,緑,赤,ピンク,白,もちろんUOの強いオレンジ色も,ちひろさんが初日の最初に言っていたみんなで作る虹色も,全体が見渡せるから全部見えて.本当に綺麗で綺麗で,出演者の方々がMCで口々に言う景色ってのはきっとこれのことなんだろうなぁと.やっぱり凄いんだなぁって.SSAって今回のモードだとキャパが16000人らしいんですけど,単純に計算しても16000の光源を見られるって,こういう景色なんだろうなぁと思うと,なんだか感動しちゃって.

私はSSA初日が今回最後の現地参加だったので,次またこの景色が見られる,あるいはこの景色を作るのに参加できる日がいつくるのかな,なんてしんみりしながら帰路についていました.やっぱり現地の熱さは代えられないものがありますね…….次も絶対に現地にいきたいなぁ…….

 

 

 

 

 

 

 

当然ですが次回はSSA二日目記事です.この記事を投稿し次第すぐに書き出すつもりですが帰省中の身で墓参りとかいろいろしないといけないので次の更新は今週中の予定です.こっちはLVだったので記憶が比較的ある方なので,書くのは多分楽になると思います.まぁその分長くなるってことなんですけどね!つらい!

あと他にはSSA自体(けやきひろば,始発物販の列での小話,ヨドバシカメラさいたま新都心店でのお買い物)なんかの思い出話もたくさんあるので,それも別記事で書きたいと思います.ほんとうに楽しい3日間だったから,書きたいことは山ほどある!ので,書きます!うっかり見てくれる人がいたらお待ちいただけると幸いです.それでは〜

 

追記:ツアー本当にお疲れ様でした.5thの各公演の感想記事は以下から飛ぶことができますので,興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

シンデレラガールズ5thライブ福岡公演の感想.観る方も観られる方もダメージを貰う好いとぉよ選手権,そして地方公演がくれた夕映えプレゼント

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はいこんばんは.いつも通り福岡公演の記事を書いていきます.本当に当日参加された皆様お疲れ様でした.あと,莉嘉Pなので,ほんと,お誕生日お祝いしてくれた皆様ありがとうございました.尊さにあふれていて本当にちょっと泣いてしまった.

 

莉嘉P視点でごりっごり書いた福岡公演のエモい話はこちらも書いているので興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

 

それにしても福岡公演やばくなかったですか???個人的には大阪公演に匹敵するえげつなさだと思いました.MCもセトリもぶっ刺さる展開が多すぎなんだよ.とりあえずいつも通りセトリ順に,これまで取り上げていない面々を重視しつつ個人の裁量で書いていきます.

 

 

恋色エナジー

私は4thSSAを現地で見ていた人間なのですが,あの時点で「歌うますぎやん……ほんとにライブ初参加かよ……」と凄すぎてちょっと引いていたので,5thになって大暴れているしのしーを見て驚きました.あの頃ガチガチだったという部分まで観られていなかったので(席的にモニターもそんなに見られなかった),その部分がどれぐらい良くなったのか全然わからないんですけど,相変わらず芯のある歌声でラスサビ前のあたりとか大好きでした.可愛いだけじゃなくて強さを感じる歌声なんですよね.ホント好き.そしてそれなのに身長ちっちゃくて超かわいいのが良い……もうなんかズルいよね.後からも取り上げますけど,Nothing but Youでセンターで一番背が小さいにも関わらず一番存在感があってやっばいと思っていました.やっぱりあれが中野有香なんだなぁと.

 

lilac time

相葉ちゃんが久しぶりのライブ出演ということもあってワクワクしていたんですが,いろいろ裏話(家族に何時帰ってくるんだと言われていたところに相葉ちゃんの役をもらって,その役で凱旋して故郷で歌ったとか)を知ってからだいぶグッとくる曲になってしまいました.SUPERLOVE☆も泣き曲になってしまったので本当に5thライブの罪は大きい.

サイリウムの赤・緑の色合わせも4thのころからあっただけあって結構普及しているようで,たくさんの人が色合わせていました.観ていてすごく綺麗で,お花畑を作ろうという夕美Pの気概を感じました.私も微力ながら色変えていました.

あと,じゅりーさんが頭に花かんむりをつけていたのがパッションなのにキュートで可愛かったですね.いいなぁ,うちに来てくんないかなぁ(もうわけわからんけど褒めてるつもりです).今回演者さんの頭が積極的にいじられていて本当に良いですよね.今後も積極的にいじっていていただきたいです.

 

Nothing but You

初めて出逢った あの時から 君だけ見てる

もう,最初のこの時点からかっこよすぎるんだよ.圧倒的クール.なんでこんなにかっこいいかなぁほんと.背景のスクリーンの舞台演出もデレステのMVの再現度がかなり高いっていうかほぼまんまで鳥肌ものでした.歌っているメンバー自体も,ライブの度に伝説を残しているまつえりさんがいるし,代打として私の大好きな飯田氏と青木志貴さんの両名が参加しているのでし,何をどうしたってかっこよくなるのが目に見えているというかかっこよくなるに決まってんじゃないですか…….超クールでしたよほんと(語彙力が無い)

あと,みくにゃんが猫耳を外していたのを見た瞬間にPたちが察したようにペンライトを青くしていくのもかなり印象的でした.みんなわかっててやってるんやな…….さすがという感じ.

 

(桜の頃からの)祈りの花

よしのんソロ曲初披露ということもあったんですが,それを桜の頃から2曲連続でやるとは思いませんでした.いくらスローテンポの曲とは言え続けてやるのは辛いんじゃないかと思ったんですがそんなことを一切感じさせない内容でした.

この曲はとにかく振り付けがすごく印象的で,枝を使いながら踊るというよりは舞うという動詞を使うほうが適切な振りだったんですが,おしとやかな雰囲気で,間奏のあたりの回る部分とか本当に着物をきているかのように静かながら激しい動き(矛盾しているようだけどこれが本当に両立してるからすごいんだよ)をしていて,初披露でこれかよと.今後も更に化けていきそうで怖い…….

 

おかしな国のおかし屋さん(というか“王子”とMCについて)

大坪社長凄い.もうほんとなんど見ても安心感がありますよね.相変わらずレモンタルトのところがもう完全に食事シーンなんだよなぁ!と思って笑っていたら,初日のあのシーンでやりやがったんだよ……

 

 

また私の中の女性ホルモン分泌量が狂う瞬間でしたほんと.(詳しくは5th静岡の記事参照)やめろ…….マイクトラブルがあったものの,そこに存在するのは明らかに厨ニのの王子様……というか中の人が中の人だけにはまり役すぎる……最高……死んだ…….好き.

というかこのシーンの大坪社長,マイク聞こえなくてもさらっとリカバリするし,曲中の「(ガラスの靴が)なんとピッタリ!」でふたりとも客席に向かって腕を突き出す厨二ポーズで決め顔しているし,その後のMCでさり気なくマイクトラブルで聞こえなかった台詞をもう一回志貴さんに言わせるし,この取り回し力には感嘆しました.大坪社長については後から言及するつもりですが,公演中トークが終始うまいのなほんと……さすがすぎる.

 

と思っていたら二日目にうえだしゃん役のなぁちゃんがバリッバリの北九州弁(?)の明太子の国の王子と参加してきて波乱の展開に.ここでも大坪社長が「靴をはいてみてよ(ここも訛っているのでなんとなくでしかわからない)」にたいして「よ,よかばい」と訛ってかえすあたりも完璧でした.ほんとMC中も曲中も喋るだけで笑い取れるからすごい…….対してなぁちゃんもよくそんなスルスル訛った言葉が出てくるなぁと.MCで本人は出身地が違うとの言及があったので全部自分で覚えていたんだと思います.素直に凄いなぁと思う反面,今時の声優ってここまで求められるのかなとちょっと怖くなった一瞬でもありました.

 

そして,二日目の明太子の王子の後の,アレな.アレ.

 

 

このツイートの1枚目の写真の十倍ぐらい嫉妬に燃えた表情でステージ脇から青木志貴(というか表情的には魔王の方が正しい)降臨.モニタに爪を噛む顔の魔王が映った時に会場がドッと湧いていて一門感がすごかったです.そこからの「姫,そこにいるのは?」と完全に嫉妬に狂う表情.「僕達の関係は一夜限りだったのかい?」とたたみをかけるような言い様.この厨ニの國の王子,ノリノリである

これに対して姫こと大坪社長が「いや,これはその,そっちはなんかパラレルワールド的な別の世界線の世界っていうか(早口で内容がぼんやりとして覚えられない程度に焦っている口調)」で返していてこれまた大受け.やっぱり社長のトーク対応力最高…….もう安心してずっと見ていられる.

 

で,これで終わると思うじゃないですか.前のツイートでもちらっと書いているとおり,こっから濃密なしきあすが生成されたんですよ…….

 

 

覚えている限りだと.

 

青木「いいもん,僕にはおくすりの国の姫がいるんだもーん!」

ことみん「え〜誰のこと〜?(ここ完全にしきにゃん)」

青「お前だろー!(迫真(ここ完全に痴話喧嘩テンション))」

こ「でも浮気してるじゃ~ん」

青「ぐ……(ほんとうにぐぬぬって顔してちょっと後ずさっていた),あれは気の所為だよ」

こ「じゃあ許してあげるー(ここでぎゅってした)」

 

はぁ…….なんなのかなぁこれ.さすがに裏でなんかそういう展開誰かが書いてるんじゃないの?だよね?いや,だとしてもいい.もうなんでもいい.こういうのどんどん下さい.最高でしょこれ.死んじゃうでしょ.ほんと.死んじゃう.現地でモニター越しで見ていただけだけど死んじゃう.というかこの時の会場中のざわ付き具合が凄かった.ひゅーひゅーってほんとあういう場の歓声を再現するのに最適な擬音だと思う.ひゅーひゅー.最高です.映像化待ってます.早くしてくれ.

 

オルゴールの小箱

 

今回の属性曲の中でもぶっちぎりで良かったのがオルゴールの小箱.すごい.メンバー全員の歌唱力での殴り合いが凄い.静かな曲だけど一切引くことなくみんな思いっきり歌っていてすんごい.曲最初から一人一人歌っていくんだけど歌うメンバーが変わる度にすげぇってなっていた.何かわからないと思うけど,なんつーか一切衰えがないまま加速し続ける印象.とにかく強くなり続けるんだよ.だいたいメンバーが飛鳥,奏,亜季,加蓮,そして奈緒って,もうメンバー見ただけで強いのがよく分かるよね.歌だけで見るなら,下手したら福岡公演トップかもしれないぐらいにすごかった.円盤早く下さい.

 

 

Flozen Tears

とうとう加蓮がツアーに出る!ということで名刺交換時点でも加蓮Pがめちゃくちゃたくさんいた今回の福岡公演.両日ともに現地で見ていましたけど,ほんと加蓮は怖い子だよ…….というのも.

1日目ではサビで「まだね〜音符 …(ここで急に歌わないで少し間を置いて) 内緒」,2日目サビの終わりで「あなたに逢えたからだよ … (また少し間を置いて) ありがとう」って歌中に台詞を入れていきました.

ほんとなぁ,こんなん加蓮P泣いちゃうだろ!フチガミマイダヨーなんて言ってMC中では加蓮の親戚の(あるいはただの近所の)お姉さんとか自称していたのに歌いだしたら完全に加蓮だからほんとなんつーか最高なんだけど,もうここまでくると一周回って厄介に首突っ込み始めているぐらいで,怖いなぁ加蓮は.そういうとこ大好きだけど目のあたりにすると怖いぐらいだよ.今回はTulip歌ってないけど,これぞまさしく生まれつきの小悪魔って気持ちになったよ.いや,加蓮だから若干生まれつきのっていうのはおかしいけど,これは間違いなく小悪魔.ほんと,怖いぐらい可愛いかった.

 

Memories

初日のイントロが流れ出した瞬間のあの会場のざわめき具合は間違いなく福岡公演で一番でした.MC中でドッカンドッカン受けていたけどこちらのほうが上.それぐらいにみんな驚いていたんですよ.名刺交換時点では「Coの誰かが入った(あるいは3rdみたいに入らない)トラパルかなぁ」と予想する人が結構いたんですけど,もっと単純に「トラプリのCo二人しかいないならそういう曲あったよね」って感じでサラッと入ってきたMemoriesですよ.この演出は本当に天才としか言いようがない.

でも実はイントロ時点ではまだまいまいしかステージ上には居なかったんですよね(初日はだいぶ席が良かったのでそのへんまで見えた).それで,イントロが流れ出してからステージ下のポップアップから出てくるまつえりさんで,モニターのテロップでなおかれのMemoriesだって分かってから更に叫び出す会場.何回も言うけど本当に想像外だったんだよ.そりゃ騒ぐし叫ぶわ.

そして振り付けが完全にアニメのラブライカのライブシーンまんまで,あの両腕を伸ばして回る感じとか,二人で見つめ合うところとか,ほんと完璧でめちゃくちゃにかっこいい.左右対称の振りももちろん良かったんだけど,個人的に演出で一番良かったのが(言葉にしづらいんだけど)あの「デーデン(歌いだす直前のところ)」でステージ脇からの照明の影が会場の壁に映るシーン.イメージとしては,ステージ左にある照明がまいまいにあたって(まつえりはこれが真逆),それが会場の左側に影で大きくうつるのよ.これがむちゃくちゃかっこいい.髪がなびいている感じも影になっていてこれ考えた演出家はやっぱり天才かと.ステージ演出の副産物だとしてもすごく良かった.

 

そして問題のあれなんですけども…….

 

Neo Beautiful Pain

 

(さっきも書いた気がする表現だけど)ライブの度に伝説を作っている,あの,まつえりさんが,この曲を歌うのが分かった(具体的にはYoutubeで試聴がはじまった)時点で,あぁこれはライブで絶対に化ける曲だと確信していました.で,当たり前のように化けた.舞台上の演出(ミラーボールをガンガン使った光の点滅,舞台中央モニタに映る幾何学図形,曲のテンポに合わせた照明の切り替わり)ももちろん良かったんだけど,やっぱりまつえりさんがすごかった.怖いぐらいにステージを支配していた.

もちろん歌唱力も凄いんだけど,今回は振りがやっばい.MCで「Memoriesに負けないようにホテムンぐらいまで振りを足した」というエピソードをさらっと披露するぐらい,まぁ,とにかくダンスが激しい.振付師さんいわく「まつえりさんは声で表現する方だから息切らさないように下半身の動きを少なくしましょう」っていって振り付けしたらしく,おっしゃる通り確かにステップはかなり少なめに見えたんだけど,問題はその分腕がグルングルン動きまくっていて,なんつーか,どうすんだこれはってぐらいに凄いんだよ.倍速再生でも見ているんじゃないかってぐらい動く動く.シンデレラのダンスのキレで言うとトップクラスなのはあしゃかしゃんだと私は思っているんだけど,今回のライブで速さというか,動きのダイナミックさではまつえりさんがトップだと確信しました.

そしてまつえりさんのライブと言ったら「煽り」.今回も「福岡〜まだまだ行けるよな〜(文字にすると全く気迫がないが,想像の50倍ぐらいをイメージしてほしい)」で会場のボルテージが大変なことになっていた.そして今回は声だけじゃなくて動きでも煽っていた.というかまつえりさん,飛んだ.

 

 

凄いんだよ,ラスサビ前でちょっと後ろ下がって前に向かって飛びながら,右腕で前の物を掴み取るかのような力強い動き,そして着地と同時に右腕を右側に思いっきり伸ばす.ハチャメチャに格好が良い.なんなんだこれは.MCでこの動きについて「ゲネでやって怒られなかったからやりました」っていうことはこれも勝手に足したんですか!強すぎませんか!もう戦闘力どこまであげるつもりなんだまつえりさん!最高.

 

生存本能ヴァルキュリア

アインフェリアのPa二人が揃っていたので来るとは思っていたけど,そこにうえだしゃん,飛鳥,亜季が揃ってもう絶対に生き残るだろという面々.そして何より私の大好きな飛鳥がセンターで歌っていたのが最高だった.振りのどれもが元のメンバーじゃなくとも飛鳥とのマッチング率が高すぎるんだよ.担当もしているから完全に妄想レベルというか頭おかしい人視点ですけど,どのフレームでも飛鳥でよさみに溢れていた…….あとラスサビの「生き残れ」が飛鳥なんだよ…….あれは紛れもなく飛鳥なんだよ……!やっぱり青木志貴役二宮飛鳥ってぐらいシンクロ率が高くってほんと鳥肌が止まらなかった.これだよこれ.これ.

 

 

あとやっぱりねこさん&じゅりーさんの「暇じゃないの私」がかっこよすぎた.ソロ曲をふたりとも効いた後にこれだからギャップも相まって最強に見えた.やっぱり絶対生き残るだろこのメンバー.

 

Tulip

奏さんとしきにゃんがいる時点で来るかもなぁと思っていたけどセンターが大坪社長でそこに響子ちゃんと,そして担当の莉嘉が美嘉姉のポジションで入っていてもう素晴らしいの一言に尽きた.ごめんなさい,ステージ左側の結構近い位置で見ていた私は担当のことをひたすらガン見していたのでここでは莉嘉のことしか書けません.

っていうかさ,

 

 

歌詞の歌い分けがまたなぁ,よりによってDOKIDOKIをあげるだったりするのがもう,分かっててやってんなこいつ感満載で安定と信頼のライブスタッフ.そしてもちろんライブスタッフだけじゃなくて歌っている山本希望さんも一挙手一投足が莉嘉なんで最高.あの口に指持ってくる振り付けは12歳がやるには刺激的すぎてあー駄目駄目.死んじゃう.

そして前回幕張で千枝ちゃんが歌ってだいぶざわついた「生まれつきの小悪魔」を今回は響子ちゃんが歌っているのがまた趣深い.怖い.お料理上手の生まれつきの小悪魔怖い.

 

好いとぉよ選手権について

やっぱりこれについて言及しないといけないっていうか,正直今回のMCは王子ネタとここ以外ほとんど覚えていないぐらいにこの2つが面白すぎた.今回のMC企画では,方言でカメラ(LV用らしい)に向かって「好いとぉよ(好きですの意)」をキャラで言う「好いとぉよ選手権」が開催されました.が,もう,今回はなんか収集つかないぐらい凄いことになっていた.だれかが言う度に会場がざわつくざわつく.そして司会進行役の大坪社長(と初日はなつねぇ,二日目はまつえりさん)の的確な解説が面白い.なつねぇの「これは◯◯な好いとぉよですね」が完全にスポーツ実況のそれでゲラゲラ笑っていたのを覚えています.っていうか見ている側のメンバーはだいたいどの人にも優勝って言ってたような.

 

www.famitsu.com

 

 

 

詳細はファミ通や上記したツイートがめちゃくちゃ詳しく書いてくれているのでこちらを参照していただければ.兎角可愛い.みんな可愛い.初日の面々の好いとぉよをみて勝訴したり出血したりしている反面,やっている方も汗かいたり照れ笑いしたりしていて(特にじゅりさんが恥ずかしがって顔隠して後ろむいたのとか超絶キュートだった),もうなんか観る方のプロデューサーも観られる方の演者のみなさんもダメージを負いまくりだった.そんな中初日観る側だったのじょさんが「そういうのもっとちょうだい!」って言ってなつねぇに「おいパッションうるさいぞ」って窘められているのみて爆笑したり,もう終始笑いつつ,それでいて尊さによるダメージを負うみたいな感じでした.

 

で,まぁ,やっぱり担当の二人(莉嘉,飛鳥)の流れが印象的だったのでちょっと書いておくんですけど.

まず莉嘉ちゃん,そもそも自分の番が来る前,好いとぉよ選手権の説明しているところで「このLVのカメラに向かってパフォーマンスをしていただきます」のところで自分がカメラ(とモニタ)に抜かれているのを良いことにポーズと取りまくっていてこれが超絶キュートだった.可愛い.今思い出しただけでもドキドキできる.可愛い.さっさと映像化早くして下さい.ほんとマジで.

そして肝心の好いとぉよ本編ですが,まさかの飛び道具(大坪氏命名)として速水奏をナレーターに使うという暴挙に出ていて会場中爆笑.しょっぱな本人(のじょさん)が喋りださずに飯田氏が「有る夏の日,莉嘉はプロデューサーとカブトムシを取りに行ったのだった……」とか言い出して会場じゅう笑う笑う.そっから寸劇に入ってステージ脇に仕込んでおいた(本人はフラスタから取ってきたと言っていたがどうやら楽屋花あしい.どっちにしろPから送られたものを使ってくれて圧倒的感謝……!うれしい……!)カブトムシのぬいぐるみを持ち出してカブトムシがいた〜って超嬉しそう(当然超かわいい).からの,Pくん,好いとぉよ.で無事死亡という感じ.まぁ,だいたい何やってたって可愛いんだからこんなことしたら終わりだよね.終わり.さようなら世界.来世であいましょうという気持ちになる尊さでした.

 

で飛鳥.こっちは志貴さんがTwitterに既に上げてくれていたのでそちらを載っけます.わかるかこの破壊力が.

 

 

この後にステージ上で綺麗にorzして爆笑. この時の「ドタンっ」って音が本当にガチで,ステージ上から一瞬で消えて大丈夫かと思ったぐらいで,その後ステージを手でバンバンしていたように見えて尚更爆笑という感じでした.このときに肩にカブトムシを乗っけて遊び出すのじょさんマジ城ヶ崎莉嘉.この流れ本当に最高でした.円盤早く下さい.

 

これ以外にもいろいろあったというか,二日目のうえだしゃんのばり好いとぉよの流れとかえげつなさ過ぎて(そのときのなぁちゃんの照れ笑顔も最高だったから本当にえげつない),ともともが好いとぉよって言った後に崩れ落ちてその周りをぐるぐる演者たちがぐるぐる回っていたりして,もう終始めちゃくちゃに面白かったのは覚えているんだけど記憶が曖昧すぎてファミ通の記事レベル以上の内容が書ける気がしないのでとりあえず割愛です.はやく記憶を取り戻したいので円盤を発売して下さい.

 

あと,今回は知人のお陰で前から10列目とかいう神席で初日を見ることができたんですけど,その結果こういう尊い場面を目撃することができたので積極的に共有していきたい.

 

 

アンコールおねしんをあの距離で見るとこういう絡みを観ることができるのか……っていってあまりの尊さで砂になって消えました.なんやこの二人付き合ってるんか?付き合ってるんかほんま.いいよそういうの,どんどん頂戴!(のじょさん風味)

 

センターの大坪社長について

MCに関する記憶がだいぶ曖昧なので書くか迷ったんですけど,でも今回の公演を語るにあたってこれを書かないわけにはいかないとおもったので.観てた人ならわかると思うんですよ.大坪社長,本当にすごかったのよ.

今回のセンター予想,大体の人はなつねぇ,のじょさん,大坪社長だったので,大坪社長がセンターだったのは順当といえば順当だったんですが,実際センターにいるときのこの「なるべくしてセンターになった感」がすっごかった.ちょっと先述したと思うんですけど,トークを回す能力といい,トラブルを流す能力といい,場の作り方がとてもうまいのはあのステージをみていた誰もが分かったことだと思います.間違いなく今回の公演は大坪さんが軸になって回っていたと思います.

ちょっと話逸れますけど,宮城公演の記事ではれいちゃまが座長(あの時はセンターって言うより何故か座長って言ってたんだよね)だったのもあってその辺の話を結構たくさん書いたんですけど,あの時は演者側かられいちゃまがいろんなことして座長やってくれたんだよって話がたくさん出ていたんですよね.それでその役割の大きさを物凄く実感できて,それでまぁちょっと会場で泣いちゃったりしたわけです.

でも今回は演者側からそういう話ってわりと出てこなかったんですよね,でも,だからと言ってセンターだと知覚できなかったわけではなくて,大坪さんが場を回しているのを観るだけでこれは間違いなくセンターやってるなってわかったんですよ.だから,センターって立ち位置は一緒でも,そこで立ってやることは人によってぜんぜん違うんだろうなと思って.

もう一回言いますけど,あの公演見ていた人は間違いなく大坪さんがセンターだって分かっていると思うし,それはあの立ち振舞だけで分かるほどにすごかったんですよ.語彙力が無いからなんとも言いづらいんですけど,なんか,すごいなぁと.こんなこと常人にはなかなかできないことだと思いますよ.形は違えどやはりセンターはセンターなんですよね.

 

終わりに

 

今回のライブの最後に印象的だったのは二日目最後の閉場してからのシーン.

福岡公演二日目は開場14:30,開演15:30と結構早い時間からのスタートだったんですけど,その時間と緯度,季節,そしてもちろん天気も相まってライブ後にこんなにきれいな夕焼けを観ることができました(私も現地で見てました).まさしく夕映えプレゼント.こんな景色が見れたのも地方公演というものがあったからだと思います.

デレマスのライブとしてはこれで地方公演は一区切りという形になりますが,地方だからこそ見られたり聞けたりした話はたくさんありましたし,凱旋公演になったメンバーの方もたくさんいらっしゃいましたし,そして何より地方だからこそ見られたプロデューサーの方がすごくたくさんいらっしゃったんですよね.少なくとも私が見ている限りでは,当然ながら近くに住んでいる方がたくさんいらっしゃっていて.特に今回のライブの名刺交換で「現地でのライブ参戦初めてなんですよ」ってかたが結構たくさんいらっしゃったんですよ.そういった方が足を運びやすくしたのも,やはり地方公演の大きなメリットなんだと思います.

今後こういう地方公演をやってくれるかは分かりませんが,シンデレラガールズ自体メンバーもどんどん増え続けていくでしょうし,活躍の場を増やしていくためにも,ぜひとも地方公演を続けていってほしいなと思いました.参加する側視点なので大した参考にもならないしょうが,少なくとも私から見たら,その価値はあったように思います.

 

 

 

 

 

 さて,次はSSAです.ツアーのファイナルですよファイナル.ヤバイでしょ.もうこの時点で鳥肌もんです.首都圏のLVすら陥落するほどの公演,伝説にならないわけがありません.なんとしても目撃せねば.またなんかしょうもないこと書くと思いますが,その際はぜひお付き合いください.また,初日は現地にて,二日目は大宮のLVにて観るつもりです.参加される方,名刺交換してくださる方,遭遇したらどうぞお手柔らかにお願いします.それでは〜.

 

 

 

追記:ツアー本当にお疲れ様でした.5thの各公演の感想記事は以下から飛ぶことができますので,興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

デレ5th福岡公演と城ヶ崎莉嘉さん(と山本希望さん)のエモい話

 

はい.シンデレラガールズ5thライブ福岡公演の話を書きます.私は莉嘉Pなので,この記事では城ヶ崎莉嘉さんとその声を演じてらっしゃる山本希望さんの話だけ書きます.今日は本当に気持ちが悪いことしか書きません.それ以外書けません.覚悟しとけ.他の話は今週中に別記事で書きます.

 

追記:福岡公演全体の記事も書きました → シンデレラガールズ5thライブ福岡公演の感想.観る方も観られる方もダメージを貰う好いとぉよ選手権,そして地方公演がくれた夕映えプレゼント - はひふへほ

 

 

ご存知の方も多いかと思いますが,今日(07/30(書き出し当時の時間です))は城ヶ崎莉嘉さんのお誕生日です(本当におめでとう!).そんな日に開催されるライブに莉嘉の声をあてている山本希望さんが出演されるとあって,私を含め城ヶ崎莉嘉担当プロデューサーたちはだいぶ前からずっとそわそわしていました.フラスタを贈ろうとか,フルグラTシャツつくろうとか,メッセージアルバムを贈ろうとか,ツイッター上ではかなりの人達が動いていて,どうにかして自分の担当の誕生日を,そしてその日に開催されるライブを盛り上げようとしていたわけです(私も一部のフラスタとフルグラTシャツに参加していました).

 

だからね,今日は,本当に本当に,いろんなことで感動してしまって.

 

そもそもの話として,福岡公演の初日でも,山本希望さんが「明日は莉嘉のお誕生日なので,莉嘉に何をしてあげられるか試される日でもある」なんておっしゃっていて,お膳立ては前日の時点で完璧だったんです.普通に考えてゲームのキャラクターの誕生日を覚えている人ってのは相当少ないはずですし,それを事前にみんなの前で言ってくれた山本さんには本当に感謝しか無いですし,というか演じてるキャラの誕生日を把握してくれているだけでも本当にありがとうございますです.

 

それで,今日になって,私はいつもどおり自作の名刺を配っていたんですけど,もう,この時点でいろんなことがぜんぜん違うんですよね.昨日は「福岡でツアー初出演ですからね〜楽しみですよね〜」とか「センター誰になるか楽しみですね〜」みたいな,いつもの感じのやりとりが多かったんですけど,今日は名刺交換相手から「お誕生日おめでとうございます!」って次々に言われるんですよ.色んな人から「今日はみんなで盛り上げないと駄目ですよね」とか,「担当の誕生日のライブ最高じゃないですか!楽しんでって下さい!」とか言われるんです.普段の名刺交換でもって暖かい気持ちになることはあったんですけど,今回はこの暖かさを感じる場面がたくさんあって.もちろんこれ書いている私の誕生日じゃないんですけど,でももちろん私にとってとてもうれしいことで.自分が好きなアイドルを祝ってくれる人がこんなにたくさんいてくれるんだっていうのを肌で感じられたのは今回のライブで物凄く印象的でした.

  

開場する前に並んでいた人たちとも結構しょうもない話振っちゃったりしたんですけど(たまたま今日お誕生日だった方もいらっしゃいました.おめでとうございます),笑ってくれてすごく楽しくって.やっぱりそこでも莉嘉ちゃんの誕生日の話題が出て.そんな感じで開演前までずっとこう,暖かい気持ちになっていたんです.

 

それで,ここからは開演してからの話なんですけど.

 

まず,一曲目のYPTが終わってからMCで莉嘉ちゃんの誕生日についていきなり言及がありました.さすがにソロ曲終わってからだと思っていたので,ここで既に予想を裏切られております.センター大坪さんの掛け声に合わせて会場全体で「おめでとー☆」ってみんなが言ったんですよ(もちろん“ピカピカ”も一緒にガンガン振る).すごくないですか?会場にいる8000近くの人達が自分の担当のお誕生日をお祝いしているんですよ.もう,感動しちゃってね…….そしたら山本さんもうるっと来てらっしゃって(本人曰く豚骨らしい).アンコールMCでは「笑顔で泣くということは山本にとってもそうあることではない」とおっしゃっていましたけど,こちらもそんな感じでした.ほんと,すっごい嬉しくて多分私は笑っていたし,そしてちょっと泣いていたと思います.

 

そこからソロ曲のSUPERLOVE☆が始まるんですけど,この曲入りがすごく良かった.今までのライブだと,セトリが初日と二日目が完全に一緒だとしても,必ず

センター「次の曲は〜」

出演者一同「この曲です(語尾はマイナーチェンジあり)」

としか言わないので,イントロが鳴り出すまで次の曲が分からない体でいくんですよね.でも今回はそうじゃなくて,

 

センター大坪氏「じゃあ,皆さんお待ちかねのあの曲,行ってみましょうか!(この辺もう感動しすぎて覚えてない)次の曲は〜」

出演者一同「SUPERLOVE☆」

 

もう,完全に煽りに煽ってからの曲入りだったんです.今回だけの,誕生日を祝うためだけの演出で曲に入ったんです.当然会場は大盛り上がりで凄いことになっていました.こんなの別に大したことねぇだろって思う人もいるかもしれませんけど,先述したようにこれまでのツアーで頑なに守っていた体をわざわざ崩してまでやってくれたっていう,その演出自体がもう本当に嬉しくって.みんなで一緒に言ってくれているのがお祝いしてくれているみたいでさ.

 

で,曲に入るわけなんですけど,正直ちょっと記憶が曖昧なんですよね.でもやっぱり山本希望さんはとびっきり可愛くってパワフルでまさしくパッションで,間奏でダンサーさんと横一列に並んでラインダンスっぽくキビキビ動いているあたりとか,もう,本当に城ヶ崎莉嘉なんですよ.本当にこれが見たかったんだよ!見たいものが見られるのって,こんなに幸せなんだなぁ…….

ラスサビ前(人は誰も皆)あたりで少し言葉に詰まっているあたりとか,こっちまで泣いちゃいそうで.でもその後に声を張って,声量を大きくして「なにも構うもんか 幸せになろう 愛し愛されて」って歌った時のあの,ちょっと強がっている感じもやっぱり城ヶ崎莉嘉なんだよ.もう,本当に,なんと言って良いのか分からないけど,幸せすぎるんだ.めっちゃ好きだぞ莉嘉!

 

 

ここでちょっとだけ話を逸らして「エモい」*1話をするとですね.城ヶ崎莉嘉さんのソロ曲って1曲目から2曲目への飛躍・成長の仕方がすっごいのよ.

1曲目のDOKIDOKIリズムでは自分が好きな男の子に手紙を渡すまでに恥ずかしがったり手紙書いたりしている個人的な愛の話が歌われているんですけど.2曲目のSUPERLOVE☆ってもうそんなの比じゃなくって.超次元で新時代で愛し愛されて,おまわりさんもゴキンジョさんも犬も猫も愛してあげるなんて歌っちゃうんですよ.2曲目だともう,人類愛というか,みんなと世界を愛している歌になるんですよ.*2

それでね,そんな世界を愛している歌を誕生日のライブで歌ってくれた城ヶ崎莉嘉山本希望さんと,その曲入りをやってくれた他のアイドルたちと,そしてそこに思いっきりコール入れてくれる会場のプロデューサーを見ていたら,本当にこのアイドルは世界から愛されているんだなって思ってしまって,ちょっと泣いちゃったんだよね.

CD聞けば(妄想ですが)いつでも愛されているような気分にはなれるんだけど,やっぱりこう,こっちも好きだよありがとうって言いたくても,そんなこと言える機会ってライブぐらいしか無いじゃないですか.だから,今回のライブってほんと,すごく楽しみで4月からずっと待っていて.でも,それが個人的な話で終わったんじゃなくて,会場中のプロデューサーみんながそこに載っかってくれたって事実がもう,とてつもなくエモかったんです.

 

 

 

こんなことがあったから,今回の福岡公演は楽しくて仕方がなかったんです.少なくとも私にとっては文字通り奇跡だったし,そんな体験を現地でできたことが尊くて仕方がありません.

 

最後に,のじょさんがアンコールMC言及してくれたこの話を.

 

 

多分莉嘉Pはみんなプロデュースするって良いですねって思っていたと思います.少なくとも私は公演中ずっとそう思っていました.こんなにも自分の好きを信じていてよかったと思った日はありませんでした.山本希望さんに感謝したいその一心です.のじょさんがいてくれたから,のじょさんが頑張ってくれたから,今私はこんなに幸せなんだと思います.もう,ごめんなさい,語彙力が足りていないんですけど,城ヶ崎莉嘉を演じてくれてありがとうございます.のじょさんが城ヶ崎莉嘉役でいてくれることがこれほど嬉しかったんだって,思い直すことができました.

 

そして,今回の公演に関わった全ての方々(もちろん観る側だったプロデューサーのみなさんも!)にも感謝したいです.ありがとうございました.多分嘘じゃなくて,本当に死ぬまでこの日のことは忘れないし忘れられないと思います.本当にありがとうございました.

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 005 城ヶ崎莉嘉

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 005 城ヶ崎莉嘉

 

 

 

そんなシンデレラガールズ5thライブ福岡公演で会場を沸かせたカリスマJCアイドル城ヶ崎莉嘉さんのCDが現在絶賛発売中!!まだ買ってないPくんたちは買わないと駄目なんだぞー☆

 

 

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そう,この記事ではぜんっぜん書いてないんですけど,当然福岡公演には他にも素晴らしい出演者の方々がいらっしゃるので,その辺の話(この記事で書かなかった(やっぱり)城ヶ崎莉嘉さんの話(カブトムシ!),すいとうよ選手権,ラストブロックの激熱セトリ,私の大好きな飛鳥と奏の話,大型のライブ初参加メンバーの話などなど)は,別途記事書きます.待て次回.

 

(追記)書きました↓

hagyou.hateblo.jp

 

 追記:ツアー本当にお疲れ様でした.5thの各公演の感想記事は以下から飛ぶことができますので,興味ある方はぜひどうぞ.

hagyou.hateblo.jp

 

*1:MCでのじょさんがエモいって言ってたので私もエモいって言いたかっただけ

*2:それでもちょこちょこ年相応っぽい不安とか悩みとかにも言及されているところがまた良いんですけど.

キンプラ応援上映にも初遭遇した話

うん,そう,また,なんだよ.また,行ってきたんです.

 

これまでのあらすじはこちらからどうぞ.

 

hagyou.hateblo.jp

hagyou.hateblo.jp

 

前回の記事も相当反響があって,こりゃ応援上映行くしかないなという気持ちにはなっていたんですが(まぁ無くても行くつもりだったんだけど),いろいろ忙しくって今週に入ってようやく行けました.ので,今日はそんな話です.

 

例によって当時のツイートを貼っておきます.上映前はなんかこんな感じ.

 

 

 

まぁ,なんとなく気まずいよね,やっぱり.前回より劇場自体も狭めでしたし,その割に人が結構はいっていて(6~7割は席が埋まっていました),その方々が全員女性ということで,それなりに辛い感じにはなっていました.とは言え,映画本編自体はもう最の高であることが分かりきっていたので気楽な部分も多少はあったんですが.

席はエリートの皆さまを見るという意味でも後ろのすみっこの方を取っていました.結果的にこれが大正解で,まぁ,その辺はおいおい説明します.

 

 

で,例によって上映後の私のとちくるった様子を御覧ください.

 

まず,行ったことがない人は行ったほうが良いです.すごいです.前回もそうですけど周りが女性とかどうでもよくなりました.なんか,すごいです.参考までに,私の思考が追いついてきて出た最初の言葉を載っけておきます.

 

もう,間違いなくこの映画は見るものじゃない.体感,経験です.言葉にしづらすぎる.なんだこれほんと.おかしいだろ.なんなんだこれほんと.間違いなく既存の映画体験とは異なる何かなんですよ.映像に参加というとライブビューイングに近い文脈になるので,やはり“応援”という言葉を使うのが正しい気がします.この応援,すげぇ.一つの映像を見てみんなで一体化して応援するのすごい.

 

あまりに凄いことが発生しすぎて数日経った今文章におこそうとしていてもかなりこんがらがっているので,見出しを作って少しずつ溶かしていきたいと思います.

 

 応援上映,VRを越えている

 

まず,キンプラの応援上映,VRです.いや,VirtualじゃないからもうただのRです.Reality.もういっそのことReal.現実です.いや,現実だから現実なんだけど,あの場に行くと映像と現実の境界が曖昧になります.VRゴーグルもARデバイスも何もかもどうでも良くなります.我々はペンライトというデバイスを使えば新しい現実を体験することができます.

映像中で歓声が上がるシーンは本当にみんな歓声を上げていて,今自分が聞いている声は映画館から発せられているものなのか,それとも周りのエリートのみなさんから発せられているものなのか,本当に区別がつかなくなります.自分がどこにいるのか本当に分からなくなります.こんな体験,今までしたことがありません.

特に感動したのはシンさんがプリズムラッシュ(これちょっと怪しい)するシーン.こう,会場にいるお客さんのところをシンさんが滑っていくと,周りにいるお客さんのペンライトが一斉に色んな色に,虹色に輝いていくっていうシーンがあるんですけど,あのシーンでみなさんがペンライトの色を劇中と同じように一斉に色変えだすんですよ.

もう,本当に感動して鳥肌が立っちゃって.映像の延長線上に現実が本当に存在しているってこういうことなのかと.だから,応援上映って言ってますけど,ある意味お客さん側も映画の制作に加わっているんですよね.なんなんですかね,これ.とにかく的確な言葉が浮かばない.とりあえず言えるのは,今まで自分が経験したことがない現実を経験できるのが応援上映です.

 

応援から感じたプロ意識

行くまで全然わからなかったんですけど,応援上映,おもったよりも穏やか(詳細は次の見出しで書きます).

事前に私は,特定のキャラが出たときにそれを好きな人たちが「ギャー!!!」みたいな展開ばっかりだと思っていたんですが,基本的に映画の視聴を邪魔するようなことはなくて,的確なタイミングでみんな息を呑んで驚くし頑張れって応援するしきゃー!って黄色い歓声を上げるんですよ.

 この後も言及しますけど,こういうことをしているからと言って本来の目的である映画を見るという行為を一切ないがしろにしていないってのもまた素晴らしいところで.やっぱりそこはちゃんとしているんですよね.

わかりませんけど,こち亀のあの,「アオいいよね」「いい…」の画像を思い出します.わかってるからこそ騒がないというか,そういう玄人感がありました.

 

で,これを個人的にどういう風に思ったかというとですね……, 

 

主にデレマス勢の皆さま向け:応援上映は「70分間おねシンが続く環境」

( 気になると思いますが,ポールダンスとブレイクダンスと王の字の話は次で話します.覚悟しとけよ)

 

良くも悪くも私が映画館で光る棒を降った経験がある(シンデレラガールズのライブビューイングです.今年だけで5回ほど行っています.)ので,どうしてもそことの比較に重きをおいた感じになってしまうんですけど,応援上映はシンデレラガールズのライブで言うところの「おねシン」が70分間ぶっ続きになっているような感じなんですよね.

 

 

これ,分からない人がたくさんいると思うので説明すると,アイドルマスターシンデレラガールズのライブのアンコールでは,毎回披露しているお願い!シンデレラという我々にとっての国歌みたいな曲があるんですが,そのコールってのは,毎回披露するだけあってお客さんもどのタイミングでコールするか知ってるし,次に何が来るかも知っている予定調和が4分半ぐらい続くんですけど,それがまぁめちゃくちゃ楽しいものなんですよ.

要するに言いたいこととしては,その場にいる9割5分ぐらいの人が的確なタイミングで結構な声で発声して場を盛り上げるみたいなことができる超楽しい曲がシンデレラガールズのライブにおける「おねシン」なんですが,私は応援上映からそれに近いものを感じました.

良識と経験に基づいた,台詞と曲に耳を傾ける秩序をつくり,それを壊すタイミングが来た途端に一気に声を出して壊す感じがもう,明らかにプロ.エリート.みんな,わかってるんですよ.そういう空間の居心地の良さってのを個人的には知っていたので,文脈は違えど応援上映から心地よいものを感じていました.

これで興味持ってくれる人がいるか分かりませんけど,デレマス勢の皆さまもほんとキンプラ応援上映超楽しいからぜひ行きましょう.すっげぇから.別にコールとか覚えていなくても,あの空間にいるだけで楽しいよ.ぜひぜひ.

 

 

 

芸術点が加点されるペンライトの使い方

 はい,こっからが問題なんですけどね…‥.何なんだよほんとペンライトの使い方!すげぇっていうか何なんだほんと!!ちょっと文だけで書いて何とかできるもんでもないと思うからパワポで絵を描いたので共有するよ!!

まず紹介したいのはブレイクダンス(というか,タイガくんと我らがアレクのバトルシーン).

 

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まぁなんというか絵にした段階では動きがなさすぎてあまりにも「せやな」感があって微妙なんですけど,これ本物をみるとヤッばい.みんな狂っちゃったんじゃないかと思うぐらい回す回す回す.いつもより多めに回しておりますって感じ.客も応援しながら明日の筋肉痛と戦っているのではないかと思うほど.気迫が,迫力が違う.

 

あと個人的に結構凄いと思ったのがルヰくんのショーのシーンなんですけどね.

 

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これ,ペンライト二つ使ってポールダンスを表現しているんですよ.やっばくないですかこれ?表現力が高すぎでしょ!2本のペンライトでフィギュアスケートの芸術点の存在価値が全然わからなかったけど今なら分かる気がするよ!

 

そして極めつけが,これだ. 

 

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十王院財閥のシーンでカズオさんがなんだか偉い人と話しているシーンがありますけど,そのシーン中に急に下の方のエリートさんが,2人で協力して急にやりだすんですよ!気づいたらなんか王の字がそそり立ってるんですよ.しかも2組.

いや,正直,失礼なのを承知でいいますけど,パッと見た瞬間に「なにやってんだこいつら」って思っちゃいましたよ.なんだこれ.なんなんだこれ.いや,ほんとなんなんだこれ.ただ,すごい,臨場感がある(褒めてるつもり)

そして,前にも描いたけど,どれだけ応援に熱が入ろうが映画をみることは絶対に厳守!視線は絶対にスクリーンから外さない!もちろんふたりで協力してペンライトで王の字を作っていても止めない!やばい!やばい!

 

追記:あと,ここには書いてから思い出したんですけどカズキ先輩がブレイクダンス→滝から落ちる→水から顔を出すあたりとか表現力とか凄いんだよ.ペンライトの動かし方で完全に表現しているんだよ.ヤバくない?

あと個人的に一番感動的だったのは俗に言う色合せ.キャラが喋るごとに色を 的確に合わせていく(というか多分あれペンライト側の設定でもともとそれがやりやすいようにしてある)のがもう,本気すぎてやっべぇという気持ちになりました.

 

やっべぇぞ……間違いない……やっぱりこいつらプロだよ……,エリートだよ…….ちょっと映画を見に来た程度の私なんかじゃあ比べ物にならない……完全にこのコンテンツを応援する方法を熟知していやがる……!!!!ペンライトで映像を盛り上げる方法を,映像に合わせた表現を易易とやってのけやがるぞ……!!!!

 

 

 で,こうなった

 

ほんと,凄い体験でした.あまりにも未知の体験で衝撃も大きかったですが,とりあえず楽しかったことだけはちゃんと覚えています.楽しいんですよ.私隅っこで拍手していたぐらいしか応援らしいことしてなかったんですけど,それでもこんなに楽しいとは思わなかったです.皆で盛り上げようっていう気概を持つと,映像ってこんなにも素晴らしくなれるんだなぁと.ほんと最高.だんだん語彙力がなくなっているのわかります?これね,最高だからなんですよ.

 

 

 

完全に同意したとき人は記号をたくさん使うことで知られています.

それはそうと,この皆して楽しんでる感は多分どんな文脈でも感じられることで,まぁ,楽しくないわけがないんだよね.ほんと超楽しいのよ.

 

 

キンプラ怖い.

 

 

私はまだまだ素人のままですが,それでも楽しめたので,やっぱり行く価値はあると思います.なんか,毎度描いている気がしますけど,兎角手を出してみてほしい.こんなに刺激的な70分は久しぶりでした.ぜひぜひ.

 

終わりに

TOHOシネマズ仙台での上映が終わってしまったということで,当分キンプラとはお別れ…….当然このキンプリ・キンプラの一連の記事も今回が最終回ということになります.なんだか,言いようのない寂しさがあります.ここ数週間このコンテンツのお陰で色んなことがあって凄く嬉しかったですし,なにより本当に楽しかったんですよ.だから,ほんと感謝しきれませんね. ありがとうキンプリ.ありがとうキンプラ.ありがとうプリズムの煌めき.

 

劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HERO-Song&Soundtrack

劇場版KING OF PRISM -PRIDE the HERO-Song&Soundtrack

 
KING OF PRISM Music Ready Sparking!

KING OF PRISM Music Ready Sparking!

 

 

おまけ

… 

 

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……

 

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…………

 

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………………

 

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……………………!!!!!!

 

はああああああああああああああああああああああ行きますううううううううううアレクの腹筋爆弾の臭いかぎに行くううううううううううう

 

というわけで,次回,キンプラ4DX上映にも初遭遇した話でお会いいたしましょう.

 

Thenk you & Goodbye 青春 forever……

すごい人とミーティングして感じたことをメモっておく

今日は祝日にも関わらず,朝っぱらからすごい人と話す時間をいただきました.

 

これだけ見ると休みの日にミーティングするなんてとんだブラックだと思うかもしれませんが,そのすごい人が時間を作れるのが祝日ぐらいしかないという超絶忙しいマンなので,どちらかと言うと私がすごい人にブラックを強いている感じです.申し訳無さで一杯なんですが,それでもすごい人は優しいので「祝日でもOKだよ〜」とメールしてくれました.あ,タイトルのすごい人ってのは,本当にすごい人なので,この記事ではすごい人で通します.

 

それで,すごい人と私が取り組んでいる大した事ないことについて話し合いをしたんですが,この話し合いの構成が改めて振り返ると物凄く能率的で分かりやすくてスピーディだったので,今日はそんな話です.

 

 

まずは,今何が発生しているかを説明する現状報告を行います.すごい人はこの時点から一切容赦がありません.聞きっぱなしということはなくて,途中で話を止めてあーだこーだ容赦なく言ってくれます.ただ,これはプラスの方向についてもマイナスの方向についても言えることで,要するに,おかしいことがあったら話を止めておかしいと否定してくれるし,逆に面白いと思ったらそれは面白い話だね,取り組むべきだと思うと全力で肯定してくれます.

個人的にこの部分がやっぱりすごい人は凄いと思っていて,とにかく無駄がありませんし,答えに直結するスピードがぜんぜん違うんですよ.一般的に何かを否定するのって基本的にはこう,なんでそれが違うかを長々説明すると思うんですけど,すごい人なんでそういったことが一切ない.というか,この人いつどうやって考えているんだっていうぐらい口から解答がビュンビュン出てくるんですよ.

「今なんでそんなことをしているの?」,「それをする必要はあると思うけど,そっちに行く必要はないと思う」,「○○を使うともっと早く進められるんじゃない?」,「その言い方は少し雑すぎる.今考えている○○からそれを言うにはこういうことが必要なはずでしょ?今はそれ言っちゃダメなはずだよ」というレベルの文言が物凄いペースでぽんぽん出てきます.

 

それで,現状報告が終わったら,今私が考えていることについて言及するよう指示されます.私は,この結果からどんなことがわかったと思っているのか?どんなことが仮説として言えるのか?といった話をします.もちろんこの時もさきほど同様に超ハイスピードで的確な指摘と修正が行われます.

 

最後に,すごい人から指示を受ける,というか講評を受けます.講評というか,もうこの段階になると指示・説明をひたすら受けるだけです.でもこれも猛烈に分かりやすい.

まず,現状の全体像と自分の位置について言及されます.あなたは全体のこの位置で作業をしているんだよ,だから次の位置に移動する為には,こういうことを行うべきだよね?そのためにはこういうことも調べてみたら良いと思うし,それを調べたら,今度はきっとこういうことが見えてくるはずだよね?という感じで,行うべきこととセットでなぜそれを行うべきなのかを明確に言葉にして示してくれます.

 

で,これだけ話したあとに(だいたい30分程度),すごい人なので,ミーティングの最後にいままですごい人が言及した指示・説明を5行程度にまとめて再度話をしてくれます.これ,できない人の方が圧倒的に多いと思うんですよ.でもすごい人なのでやってくれます.その場で言及した内容をまとめてもう一回話してくれます.手元にメモ無しでこれをやってのけるんだから,やっぱりすごい人はすごいんです.

 

こんな感じで今日のミーティングは終了したんですが,もうあまりにも的確すぎてそしてスピーディすぎてちょっと自分は引いちゃっていました.少し椅子に座りながら呆然としてしまうほどです.

 

ほんとなんでこんなことできるんだろう.

結局すごい人は,その分野のすごい人なので,圧倒的知識量があるからこそ,見えている世界が違っているし,指摘に至るまでのスピードも速いのだと勝手に思っていますが,実際のところよく分かりません.よく分かりませんけど,将来自分が人に連絡される場合だったら,こういうミーティングができるようになりたい.