はひふへほ

ゲーム,雑記,美味い飯.時々アイマス.

とんかつ屋で自爆した

外食,それは人類に残された最後の開拓地である.そこには人類の想像を絶するうんたらかんたらってスタートレックみたいに書こうとしましたがまとまらないのでやめます.

 

昨日はいろいろうれしいことがあったので気になっていたとんかつ屋に行きました.夜の8時過ぎなのに外に並ぶほどだったので,これは美味しいんだろうと思いそのまま20分ほど並んで店内へ.お寿司屋さんみたいなカウンターと奥にちょっとだけ存在するテーブル席があって,結構店内は狭い感じ.でもその狭い中に人がぎっしり詰まっていて,これは美味しいんだろうなと思ってワクワクしながらロースカツ定食を注文.僕は一人なので当然カウンター席です.いつもぼっちやからな.

で,やらかしなんですけど.お茶をカウンター席でこぼしました.ドボォって.お隣さんにもちょっとかかっちゃったみたいで本当にやらかしです.もう,ねぇ.緑.一面緑.スプラトゥーンかと.ほんとうに,店員さんにもお隣さんにも迷惑かけまくって.ひたすら誤り続けるだけです.本当にすいません…….

嬉しいことがあってとんかつ屋に入ったはずなのに嬉しさはどこへやら.存在するのは罪悪感と虚しさ,俺はこんな美味しいお店で飯を食っていい人間ではなかったのかもしれないというネガティブシンキングスパイラルがぐるんぐるん集会する中,ロースカツ定食が到着.

そんなお気持ちでも美味しいロースカツが食べられれば幸せになれるだろうと思い,早速ソースでもかけるかと思って眼の前にあるボトルからカツに液体をかける.と,なんかサラサラしている.そうですね.ドレッシングですね.

あぁ,なんだ,ドレッシングかけちゃったの.うわーやっちまったなぁと思い,ふと目をやるとお隣さんの方になにやら急須?瓶?みたいなのがあって,じゃあこいつをかければいいのかと思って,さっきはすいませんでしたっていいながら瓶をお借りして液体をかけてみる.やっぱりソースにしてはサラサラしている.そうですね.醤油ですね.

このあたりで「お客様,ソースは大きい瓶ですけどだいじょうぶですか」とか言われてもう,死体蹴りですよ.死体蹴り.うまい飯を自分から殺しに行くという自殺行為をして,そこを更に店員さんに刺されるというあれ.うーん,つらい.

もうね,ロースカツの味ぜんぜんわからないのよ.美味しいもの食べてる感が全然ないの.もう少し細かく書くと,ロースカツは激烈に柔らかくて美味しい肉なんです,多分.でも,ドレッシングかけて醤油かけたカツなんてもうわけわからんやん.なんやねんこれって感じになるやん.なんやねんこれっていいながら食べるやん.つらい.

 

というわけで,今日の辛い話でした.お店にも迷惑かけたし,今度もう一回言って美味しくロースカツ定食を食べたいと思います.本当は美味しいと思うんだ.体験がだめすぎたせいで,私が自爆したせいであのロースカツ定食はポテンシャルを発揮できなかったんだ.つらい.食べ物を生かしてあげられる人間になりたい.頑張りたい.